デザリアムの地球侵攻の真の狙いとは?

皆様今晩は!
先週金曜日に3199特報第2弾が公開されて以降、一気にヤマト界隈が盛り上がりましたね♪
ネット上では7月公開予定の第1章について様々な考察や予想が語られており、それらを見ているだけでも非常にワクテカしています。

さて、特報第2弾で、がぜん注目を集めているのは「銀河」。

最初は「銀河」印のシャチハタが無くなったというデザイン上の変更について盛り上がっていた程度でしたが、昨日、ネットニュースで「解説:「ヤマトよ永遠に REBEL3199」 特報の波動実験艦 銀河が話題 ヤマトの同型艦」が投稿され、玉森さんをはじめ公式スタッフの方々も「銀河」について言及を始めたことから、3199ではこの「銀河」はかなり重要な役割を果たすことになるのではないかと私自身は考えています。
では「3199」の物語において、「銀河」はどのような役割が与えられるのか?

あくまで私の勝手な予想になりますが、デザリアムが地球を制圧する目的の1つは、「銀河」を確保する事ではないかと思いいます。

デザリアムの地球侵攻の真の目的とは?

個人的に3199のデザリアムは「地球」そのものにはそこまで関心は抱いてはいないのではないかと思います。
では一体何を狙って地球占領を計画したのかというと、彼らの真の目的は2205で失われた「イスカンダルの再生」であり、そのために必要な2つの鍵、すなわち「銀河に搭載されたコスモリバースシステム(以下、CRS)」と、「地球にいるイスカンダル王家唯一の生き残り」を確保する事なのではないでしょうか。

実際、ヤマトマガジンVol,16に掲載されているカットでは、サーダが「イスカンダルの欠片」と呟いているコマがあり、3199でもデザリアムが「イスカンダル」に対して強い執着を抱いていることを伺わせます。
2205以降、デザリアムは何らかの形で地球に「CRS」とイスカンダル王族の生き残りがいることを知り、その2つを使えば「イスカンダル」を再生させることができると考え、その2つの鍵を入手すべく地球制圧を計画したのではないか?

ただ彼らにとって不運だったのは、銀河は土星再生任務のために地球から離れており、またイスカンダル王族の生き残りであるサーシャも地球から離れたイカルス天文台にいたことから、地球を制圧しても目的のものを入手することができず、これが彼らの計画に破綻をきたすのではないかと思われます。

ちなみにオリジナル版「ヤマトよ永遠に」では、地球占領軍総司令長官のカザンが藤堂をはじめとする地球の高官に「ヤマトはどこだ?」と尋問するシーンがありますが、3199では「銀河はどこだ?」という形になるかもしれませんね。

雪がアルフォンに保護される理由とは?

また、このように考えると、雪がアルフォンに手厚く保護される事についても納得できます。
おそらくデザリアムは、地球にイスカンダル王族の生き残りがいることは掴んでいても、地球の情報統制もあって詳しいことまでは知らなかったのではないか。
そのため、イアスカンダル王族の外見を有する雪を発見した時に、雪を「イスカンダル王族の生き残り」と誤認してしまい、アルフォンが手厚く保護する流れになるのではないでしょうか(※オリジナル版ではいち技術将校に過ぎなかったアルフォンですが、3199では従卒がついていたり、戦艦グロデーズ艦長が友人であることからかなりの高官であると予想されます)。

イスカンダル王族(雪)が、「イスカンダル再生計画」の重要な駒である以上、手荒く扱って死なれたりしたら元も子ありません。
またデザリアムはCRSを使えば惑星を再生させることは知っていても、どのように使うかまでは知らない可能性が高いです。
そのため、銀河を鹵獲してCRSを入手した場合、その操作は保護したイスカンダル王族(雪)にしてもらうつもりだったのではないでしょうか。
それゆえ、協力をえられるようにするためにも、その他の地球人の捕虜とは異なり、雪を賓客として厚遇するのではないでしょうか。

3199で雪は「鍵になる女」と表現されていましたが、これは文字通り「イスカンダル再生のカギとなる女」という意味なのかもしれませんね。

勃発するサーシャ争奪戦?

「3199」で銀河は沈むのではないか?と予想する人もいらっしゃるようですが、この予想には私も賛成です。
藤堂艦長達がどうなるかまでは分かりませんが、銀河(というよりもCRS)自体はどこかのタイミングでデザリアムが手に入れるものの、その発動には雪ではなく、ヤマトにいるサーシャが必要である事に気づき、それによって、サーシャを手に入れたいデザリアムとサーシャを守ろうとするヤマト(&ガルマン・ガミラス)の戦いになるのではないか。

もうお分かりかもしれませんが、これはいわば、「ヤマトⅢ」における「ルダ王女争奪戦」のリメイクです。

3199は「ヤマトよ永遠に」だけではなく、「ヤマトⅢ」のリメイクの要素もあると明言されていますが、サーシャに「ルダ王女」の要素を入れ込むことで、「ヤマトよ永遠に」に自然な形で「ヤマトⅢ」のエピソードを入れていくのではいでしょうか。

ちなみにこの場合、問題となるのはボラー連邦。
「ヤマトⅢ」ではルダ王女争奪戦にボラーがまさに当事者として積極的に関わってきますが、3199の設定ではボラーそのものはこの争奪戦に関わってくる必要性が現時点ではありません。
果たして彼らはどのような形で3199のストーリーに絡んでくるのか、気になるところですね。

コメント

  1. けん より:

    そういえば「2199」の七色星団決戦でも、ユリーシャの確保にザルツ人部隊が次元潜航艇使ってヤマトに乗り込んでたな(結果としてユリーシャでなく、クリソツな森雪を拉致してしまった訳だが)

    • yamasiro2202 より:

      けん様、コメントをありがとうございます。
      また返信が遅くなってしまい大変失礼いたしました。
      もともと2199での雪拉致も「永遠に」のオマージュですからね。
      出渕総監督はイスカンダル篇以降をリメイクする予定は無かったそうなので、「永遠に」でのこのイベントをぶち込んだみたいのですが、まさか10年以上も経過してから「永遠に」のリメイクが行われるとは誰も予想していなかったのでしょうね。
      一つ間違えば「またそのパターンか」ということになってしまいますが、流石に何らかの変化球は入れてくるのではいかと思っています。

  2. 匿名 より:

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    • yamasiro2202 より:

      匿名様、コメントをありがとうございます。
      また返信が遅くなってしまい大変失礼いたしました。
      個人的にアクエリアス編がリメイクされるとしたら、リメイクシリーズの完結編として劇場公開作品になるのではないかと思っていますので、3199が完成したら割と早く制作されるのではないかなと思っています。
      少なくともあと10年以内にはリメイクシリーズも完結するのではないでしょうか?