皆様こんばんは!
相互リンクでいつもお世話になっている鮫乗り様のブログ「鮫乗りのBlog」に「新BBY-0xの登場はあるか?」という非常に興味をひかれる記事が掲載されておりました。
今回は、勝手なコラボ記事としてこの記事に登場した「BBY-0x」、仮称「イズモ」について私に考察してみたいと思います。
イズモは存在するか?
鮫乗り様は先のブログの中で、「この艦はイスカンダルの技術提供により、イズモ計画がヤマト計画に移行した事で、BBY-01 YAMATOとして建造された」と書いており、「イズモ=ヤマト」としておりますが、私はこの点については否定的です。
私としては「イズモ」と「ヤマト」は別の艦であり、「イズモ計画」から「ヤマト計画」に移行されたことにより、建造計画が中断されてしまったのではないかと考えています。
その根拠は「計画名」です。
「イズモ計画」も「ヤマト計画」もその計画の中心となる艦の艦名からとらえているという点については同感です。(ちなみに2202で登場する「G計画」も「GINGA(=銀河)」の頭文字が由来ではないかと考えています)。
しかしもし鮫乗り様が考察するように「イズモ=ヤマト」であったとすると、建造途中で艦名が変更されたということになります。
はっきり言ってしまえば、そんな必要性はどこにもありません。
確かに歴史上何らかの理由で艦名が変更されるというケースはあります。
例えば第二次世界大戦に登場したドイツのポケット戦艦「ドイッチュラント」は、沈んだら縁起が悪いという理由で大戦勃発後「リュッツォウ」に改名されました。
しかし今回のケースでは、そのまま「イズモ」の艦名のまま建造しても問題はなく、計画名も「改イズモ計画」としてしまえば済む話です。
実際、艦名を変えた場合、場合によっては備品を作り替えたりしなければならいのでわりかし予算も手間がかかります。
艦名よりも計画名を変更するほうがはるかに楽です。
以上のこと考えると、2199の時点で「イズモ」と「ヤマト」は同時に建造が行われていた別個の艦と考えるほうが妥当です。
イズモについての考察
では「イズモ計画」の中核となったイズモとはどのような艦だったのでしょうか?
あくまで想像ですが、このイズモはヤマトのプロトタイプというよりも、武装を最低限にして可能な限りの積載量を追求した大型輸送船に近いタイプの艦だったのでないかと考えています。
というのも、地球脱出計画である「イズモ計画」を考えた場合、どれだけ多くの人員と物資を持って運び出せるかが重要な要素となります。
2202で「イズモ計画」の遺産として「アステロイドシップ」が出てきたことを合わせて考えると、「イズモ」は旧作シリーズの初期設定のヤマトとしてデザインされた艦に近いタイプの艦として建造されていたのではないでしょうか?
なおヤマトも「イズモ計画」用に建造された艦という設定がありますが、ヤマトが運び出せる物資や人員では「人類が生き延びる」という目的を考えた場合、明らかに不十分です。
恐らくヤマトは本命である輸送艦「イズモ」を守るための護衛艦として建造されていたのではないかと思われます。
ヤマト計画の移行とイズモの運命
さて「イズモ計画」の中核として建造されていた大型輸送船イズモですが、2199開始時点でこの艦はどうなったのでしょうか?
予想するに「イズモ計画」から「ヤマト計画」に移行した段階でイズモの建造は中止、イズモに使われていたすべての資材はすべてヤマト建造に使われることになったのではないかと思われます。
このように考える理由として二つの理由があります。
まず第1に、存在価値の消滅です。
イズモはあくまでも輸送量を第一に考えた輸送艦であり、戦闘力や速度は最低限のものであったと思われます。
これは地球を脱出し、第二の地球が発見されるまで宇宙を放浪し続けなければならないイズモ計画遂行においては問題はなかったでしょうが、ガミラスの猛攻をかいくぐり期間内に地球-イスカンダルを往復しなければならない「ヤマト計画」に転用するには難があったと思われます。
その為、この計画の遂行は護衛艦として建造していたヤマトが引き継ぐことになり、イズモはその存在価値を失ったことで、建造自体も中断されたというのは自然な流れです。
第2に、ヤマトの建造スケジュールの繰り上げがあった可能性があるということです。
恐らく遊星爆弾の攻撃により国力が衰退した当時の地球にとってイズモとヤマトの同時建造はかなりの負担であり、2隻が完成するのは人類滅亡のリミットぎりぎりだったのではないでしょうか?
しかし「ヤマト計画」の遂行のためにはどうしてもヤマトの就役を繰り上げなければならず、その無理を達成するために、イズモの建造を中断し、資材や装備をヤマト1隻に集中させることで実現させたのではないでしょうか?
ヤマトに「アステロイドシップ」の装備が存在したのは、イズモの装備が回されてきたのが原因なのかもしれませんね。
以上、幻の大型宇宙輸送艦「イズモ」の考察でした!
もし2205でこの艦が登場するならば、大型の船体を再利用して建造された巨大空母として登場してほしいところ(イズモだけに)。
この場合は、空母機動艦隊の中核戦力としての活躍を期待したいです。
コメント
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
福井さんがヤマトークで語っていた銀河登場の経緯。
福井さんが想定してたのは外見はヤマトと同じで波動砲がないタイプ
いつの間にかシャボテン公園に(笑)なんて言われてたので本意じゃあ なかったと思われます。
2番艦の武蔵や空母型の信濃。
俺設定 去りし今 登場を期待したいですね
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
山城2199様こんにちは。
コラボ記事ありがとうございました。
「大型輸送船に近いタイプの艦だったのでないか」との一文で、ガミラス星からの移住を手伝うシーンが頭に浮かびました♪
ちなみにヤマトの初期設定については
◆宇宙戦艦ヤマトの立案から成立まで
https://ameblo.jp/yamatofun/entry-12343200194.html
に詳しくのってます。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
セルゲイ・アルチューヒン2205 さん、今晩は!
コメントをありがとうございます
> 福井さんがヤマトークで語っていた銀河登場の経緯。
> 福井さんが想定してたのは外見はヤマトと同じで波動砲がないタイプ
> いつの間にかシャボテン公園に(笑)なんて言われてたので本意じゃあ なかったと思われます。
銀河も慣れてしまえば意外に悪くないデザインです(シャチハタは駄目ですが)
1隻くらいは準同型艦としてあのような艦があってもいいかもしれないと思う程度には許容しています。
ただムサシやシナノはやはりヤマトの同型艦を前提にした艦であってほしいと私も思います。
2205で是非登場を期待したいですね。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
> 山城2199様こんにちは。
鮫乗りさま、コメントありがとうございます!
こちらこそ勝手にコラボしてしまい申し訳ないです(汗)
>
> コラボ記事ありがとうございました。
> 「大型輸送船に近いタイプの艦だったのでないか」との一文で、ガミラス星からの移住を手伝うシーンが頭に浮かびました♪
イズモ輸送艦説が正しいならば、そのような使われ方をするかもしれませんね。
個人的には鉄器に教われて沈む展開しか思い浮かべられませんが(ヤマト作品において移民船は高確率で沈む)
>
> ちなみにヤマトの初期設定については
> ◆宇宙戦艦ヤマトの立案から成立まで
> https://ameblo.jp/yamatofun/entry-12343200194.html
> に詳しくのってます。
面白いサイトをご紹介していただきありがとうございます。
しかし改めて初期案を見てみると、このまま製作された場合は、実際のヤマトと違ってヒットしそうにないですね(汗)
あの企画書から実際のヤマトを良く作り出せたものだと心から思います。
やはり松本御大の参加が大きかったのでしょうか?
このあたりの事情も気になるところです
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
こんばんは。
「イズモは存在するか?」なるほど。
何やらミステリーっぽい矢追純一氏が暗躍していそうなタイトルですねw
戦艦だったのか空母だったのか輸送艦だったのか、はたまた単純に駆逐艦の1隻だったのかは不明ですがわたしはあったと思いますよ。
主様の考察したのとほとんど一緒ですね。援護射撃といったところでしょうか。
これを考察するには、、、なんて難しく迫るつもりはありません。ご安心を。
ただ「イズモ計画」の概要は重要な要素と考えます。
さて、ここに「イズモ計画」に類似する計画(?)で「G計画」があります。
この2つの違いってなんでしょう?まずはここから。
おそらく、「イズモ計画」は「可能な限りの人数を逃がす」こと。そして「G計画」は「実験艦銀河のクルーを人類の種子として逃がす」くらいの違いではないかと思います。ただ、クルー+「ジーンバンク」
これは一見、似た計画ですが、実は結構な違いがあります。
イズモ~では多人数を送り出しますが実の所、5組のカップルがいれば「繁栄できる」のだそうです。ただし「繁栄」だけです。遺伝子の均一化が問題になります。現在の現実世界でもこの問題を抱えているのがお隣の半島の国です。こういうと「差別か!嫌韓か!」と身構えてしまいますが、そういうことではなく、大陸型の生活圏の問題です。陸地を移動するのですが、極めてその手段が少なく、絶望的に移動距離が短い。日本は海洋型の生活で行動範囲が格段に広いのです。生活圏の広さが時間的にも遺伝子には重要になってくるようです。遺伝子の均一化が進むと生物として特定の細菌に弱い、又は遺伝子に欠損が生じても復元できないなど問題が発生します。絶滅のリスクが上がるのです。「イズモ計画」は大人数をもってそのリスク回避を狙った計画と思われます。けして「人道的見地」から一人でも多く~ではない。おそらく現地住民との混血も視野にあったでしょうね。
これをコンパクトに解消するのが「G計画」。全人類、全生物をカバーした遺伝子情報を持っていれば、出先の前線からの急なトンズラにも、、もとい、少数のクルーのみでも十分に「人類の種子」とすることができるまた、世代交代でも遺伝的リスクも解消する。
こう考えておきながら、一方でヤマトを振り返る。
ヤマトは地球で初めて異星人監修の下で作られた宇宙船だ。
ん?何かヘンだな・・・エリア51はどうなるんだ?ま、それはいい。
とにかく、ヤマトが宇宙規格の初なのだ。ではヤマト以前の艦はどうか。オールメイドイン地球の金剛型を始めとする艦だ。
「イズモ計画」と「ヤマト計画」の発案時期にどれくらいの時間差があるのかは判りませんが、「イズモ計画」準備を実施している船はあったはずです。最終的に担当する艦がヤマトかどうかの違い。このあたりの葛藤は劇中でもその名残があちこちのエピソードで残っていますね。
そして地球技術+異星人技術のハイブリッド艦はヤマトなのです。ヤマト以前の艦に波動エンジンを積んだ艦はないのです。(初回点火はたいへん><)
ついでに言うならアンドロメダが異星人との戦争を想定して作られた初の戦艦だ。
さて、結論だ。前段が長過ぎてダレぎみで、しかも人様のHPに長々と><
イズモはズバリ、小惑星でしょう。例えばイカロス(永遠にの)とか。イカロス天文台はイズモ計画が破棄されたところに建設、ヤマトを隠蔽した・・・なんつってw
そして、小惑星を繰りぬいて中に人を収容する。いわば銀英伝のハイネセンのアレです。そしてそれに随伴する、もしくは運用指揮する艦が金剛型の艦。これが「イズモ」かもしれません。わたしとしては「ウズメ」とかにしたいですね。
このように妄想すると、なんかスッキリするんですよね。
G計画・・・・・・運用艦 銀河、 クルーとジーンバンクでの方舟計画。
イズモ計画・・・運用艦もしくは輸送用小惑星 イズモ(?)、 方舟計画。
それではまた~
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
パステヤージュ様、今晩は!
熱いコメントをありがとうございます!!
> これを考察するには、、、なんて難しく迫るつもりはありません。ご安心を。
> ただ「イズモ計画」の概要は重要な要素と考えます。
> さて、ここに「イズモ計画」に類似する計画(?)で「G計画」があります。
なるほどイズモ計画とG計画の違いは確かにそのようなところにあるのかもしれませんね。
付け加えると、G計画は波動砲艦隊が敗れたということが前提になるので、それだけヤバい敵から一刻も早く逃げなければならないため、G計画ではそれなりの速度が出る銀河が運用艦として選ばれたのかもしれませんね。
> さて、結論だ。前段が長過ぎてダレぎみで、しかも人様のHPに長々と><
> イズモはズバリ、小惑星でしょう。例えばイカロス(永遠にの)とか。イカロス天文台はイズモ計画が破棄されたところに建設、ヤマトを隠蔽した・・・なんつってw
> そして、小惑星を繰りぬいて中に人を収容する。いわば銀英伝のハイネセンのアレです。そしてそれに随伴する、もしくは運用指揮する艦が金剛型の艦。これが「イズモ」かもしれません。わたしとしては「ウズメ」とかにしたいですね。
> このように妄想すると、なんかスッキリするんですよね。
なるほど惑星を改造した宇宙船というネタは面白いですね!
これは確かにヤマト計画に移行した段階で建造中止になりますわ(笑)