皆様こんばんは。
昨日の記事で検証記事は明日までお休みと書きましたが、本日、会社の昼休みにヒロレコをプレイしてた時、ふと頭に閃いたことがありまして、予定を変更してそれについてまとめたいと思います。
今回語りたいのは、七色星団戦に参加したドメル機動艦隊の船体色についてです。
改めて書く必要がないかもしれませんが、七色星団戦に参加したドメル機動艦隊の戦力は旗艦ドメラーズと下の画像に描かれている4隻の空母であり、
第一空母「バルグレイ」(右端):船体色は緑
第二空母「ランベア」(右2番目):船体色は紫
第三空母「シュテルグ」(右3番目):船体色は青
戦闘空母「ダロルド」(左端):船体色は赤
と船体色はバラバラでした。
オリジナル版ではこれらの空母は各前線から招集された精鋭であり、各戦線に合わせて彩色されていた(宙域に合わせての迷彩?)という設定で描かれていましたが、2199ではドッグ入りしていた旧式艦と試作艦という設定であるため、船体色についての設定は試作艦のカラーであるとされていたダロルド以外は特に明言されていませんでした。
何故ガイペロン級航宙母艦3隻の船体色はバラバラだったのでしょうか?
通常カラーのバルグレイ
この3隻のうち、第一空母「バルグレイ」の緑はガミラス艦の一般的なカラーリングであったということで説明がつきます。
事実、18話でバラン宙域で開催されていた観艦式に参加していたガイペロン級は「バルグレイ」と同じ緑の船体色でしたので、基本的にガイペロン級の船体色は他のガミラス艦と同様に緑色であったことは間違いありません。
「バルグレイ」もまたこの通常の船体色をしたガイペロン級の1隻だったと思われます。
ランベアとシュテルグは艦隊旗艦?
問題は「ランベア」の紫と「シュテルグ」の青です。
この2隻はなぜ通常のガミラスカラーで塗装されていなかったのでしょうか?
もちろん、オリジナル同様に配属先の迷彩色である可能性はあります。
しかしガイペロン級としては型落ちした旧式艦であったこととドッグ入りしていたということに注目して、この2隻は艦隊旗艦としてオリジナル塗装がされていたという説を提唱したいと思います。
ガミラスにおいてはゲール艦隊旗艦の「ゲルガメッシュ」、第8警務艦隊旗艦である「ミランガル」、あるいはセレステラの座乗艦である「シャングリ・ラー」の例を見てもわかる通り、艦隊旗艦や一定の高官が座乗する艦は船体色をオリジナルのものにすることが許されているようです。
「ランベア」と「シュテルグ」もかつてガミラス機動艦隊の旗艦を務めた艦であり、船体色もオリジナル塗装がなされていたのではないでしょうか。
そして型落ちして流石に一線から外れたものの、艦隊旗艦として数々の成果を上げた艦であったため廃艦とはならず予備役艦としてドッグに係留されていた・・・と考えれば2199で旧式艦であること、ドッグ入りしていたこと、船体色が通常と異なっていたことの3点について筋の通った説明が可能であると思われます。
なお「シュテルグ」は高貴な色とされる「青」が使用されていることとゼルグート級超ド級戦艦が就役するまで「ガイペロン級」がガミラス最大の軍艦であったことから考えて、デスラー総統の座乗艦として利用されていたのかもしれませんね。
ランベアが生き残った理由
もし艦隊旗艦であったとする説が正しいとすると、「ランベア」が七色星団戦でヤマトの主砲の直撃を受けながら生き残った理由も納得がいきます。
恐らく艦隊旗艦として活動していた時に「ランベア」はそれなりに強化されており、空母としては高い防御力と耐久力を得ていたのではないでしょうか?
そのためヤマトの主砲の直撃を受けても何とか持ちこたえることができて戦線を離脱することができたのだと思われます。
もちろん、僚艦であったシュテルグのように誘爆に巻き込まれなかったこと、砲撃の当たり所が良かったこと、艦載機が全て落ちたため誘爆が起きなかったことなど相当運が良かったというのが一番でしょうが。
コメント
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山城2199さん。おはようございます。
この時期にランベアの話題って意味深?(謎)
飛び道具で遠くからやられる心配のない戦国武将ならいざ知らず、
艦隊旗艦を特別色にして目立たせるのは、アニメの絵的にはありですが、
敵に攻撃目標を教えているようで、どうなんですかね(笑)
ガイペロン級航宙母艦は構造上、
・艦内部を隔離するようなシステムが無い
・艦載機や弾薬コンテナは真正面から丸見え
なので、当たり所によって被害の度合いが大きく違うのでしょう。
素直に考えれば、記事にも書かれているように、相当運が良かったから
というのが生き残った理由でしょうね。
まぁ、バーガーが乗っている船だったから、星巡る方舟のために
沈められなかったというのが本当の理由ってのは言わない約束で(笑)
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初めてお目にかかります。
前のサーシャの考察もですが、ちょっとしたファンサービスのつもりをつつかれるとは、出渕監督も思っても見なかったでしょう(笑)。
シュテルグは親衛隊カラーの青であることから、航宙親衛隊に貸し出されていたものが旧式化により返還され、そのまま予備役に編入かドックで整備されていたというのはどうでしょうか。また、あえて船だけ提供したということも考えられます。非協力的だった親衛隊も、この程度は手を貸したのかもしれません。また、ランベアはこれも旧式化で練習艦隊に編入されていたことから紫色になっていたのでは?紫は地球(ローマや古代中国。日本でも)では高貴な色ですが、ガミラスではあまり気高い色ではないのでしょう。練習艦だったので不慣れな乗員やパイロットが起こす事故に備え、ある程度補強されていたと考えられます。
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カラーは、建造時期、方面別に変えただけなのではないでしょうか。もしかしたら乗艦する艦長のお好みもあったかも知れませんが、そんなに民主的ではない国家ですから違いそうです。
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ガイペロン級総統座乗艦説を読んで、思い出したヤマトのお話です
ヤマト2で大破した二代目デスラー艦から臨時の座乗艦として三段空母に総統が移乗しました
三段空母の晴れ舞台です、ガミラス帝国総旗艦です、頑張れそれ行け、ガイペロン三段空母です
ところで、ヤマト2の24話のお話なのですが、この(人間関係の)修羅場がリメイクされてヤマト2202の23話になるんですねぇ?
それならば!大破したノイ・デウスーラに代わり、次の総統座乗艦となるのは?コアシップか、ゲルバデスか、もしや・まさかのガイペロンか、第7章の楽しみが、またひとつふえました
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バルグレイはデッキの先に索敵装置を設置するため山型になっている最新型で、船体強化も最も進んでいるのでは?ただしゼルグート級の登場で主役を譲ることとなり緑色になったと。
シュテルグは見たとおりアングルド・デッキがないタイプ。最初に建造され、ドメルにも古いと言われてましたね。
こうした順番で、ゼルグート級が完成する前の最大艦としてはランベアは青色が与えられたのではというのはガッテンですね。
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鮫乗り様、コメントありがとうございます。
>
> この時期にランベアの話題って意味深?(謎)
いえ、この記事については深い理由はありません。
記事の中でも書きましたが会社の昼休みにヒロレコで遊んでいたのですが、プレイしていたのが七色星団ミッションだったのが原因です(笑)
ただ七章にまつわるある噂が脳裏にあったのかもしれませんね~
> 飛び道具で遠くからやられる心配のない戦国武将ならいざ知らず、
> 艦隊旗艦を特別色にして目立たせるのは、アニメの絵的にはありですが、
> 敵に攻撃目標を教えているようで、どうなんですかね(笑)
むしろ友軍機から視認性の意味でも重要だったのではないかと思っています。
例えば第8警務艦隊のように同じ型の空母2隻で行動していた場合、パイロットからはどっちが母艦かわからなくなるため、旗艦空母は必ず色を変える・・・という約束事があったのかもしれませんね。
> ガイペロン級航宙母艦は構造上、
> ・艦内部を隔離するようなシステムが無い
> ・艦載機や弾薬コンテナは真正面から丸見え
> なので、当たり所によって被害の度合いが大きく違うのでしょう。
> 素直に考えれば、記事にも書かれているように、相当運が良かったから
> というのが生き残った理由でしょうね。
その意味ではバルグレイは本当に運がなかったですね(苦笑)
> まぁ、バーガーが乗っている船だったから、星巡る方舟のために
> 沈められなかったというのが本当の理由ってのは言わない約束で(笑)
全く同感です。
知らないふりをしておいたほうが幸せです(爆笑)
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yoshirinn様、初めまして!コメントをありがとうございます。
> 前のサーシャの考察もですが、ちょっとしたファンサービスのつもりをつつかれるとは、出渕監督も思っても見なかったでしょう(笑)。
2199もファンによるオリジナル版の長年の検証がもとになっていますので、2199もまたファンからの検証の対象になるのも宿命と思っていただきたいところです(爆笑)
> シュテルグは親衛隊カラーの青であることから、航宙親衛隊に貸し出されていたものが旧式化により返還され、そのまま予備役に編入かドックで整備されていたというのはどうでしょうか。また、あえて船だけ提供したということも考えられます。非協力的だった親衛隊も、この程度は手を貸したのかもしれません。また、ランベアはこれも旧式化で練習艦隊に編入されていたことから紫色になっていたのでは?紫は地球(ローマや古代中国。日本でも)では高貴な色ですが、ガミラスではあまり気高い色ではないのでしょう。練習艦だったので不慣れな乗員やパイロットが起こす事故に備え、ある程度補強されていたと考えられます。
シュテルグが親衛隊所属だった旧式空母だったというのはありそうですね。
この場合はギムレーが自主的に協力したというよりも、デスラー総統から親衛隊からも戦力を抽出するように命じられて、使い古した旧式空母でお茶を濁したというほうがありそうですが・・・(爆)
ランベアが練習艦というのは面白いご指摘ですね。
練習艦として日ごろから使われていただけにクルーたちも艦の中を熟知していた結果、ダメージコントロールが他の僚艦より優れており、生き残ったという考えもできますね。
旧日本海軍の練習艦だった鳳翔も生き残ったことを考えると興味深いです。
この度は当ブログにお越しいただき本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
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kazu様、コメントをありがとうございます!
> カラーは、建造時期、方面別に変えただけなのではないでしょうか。
はい、オリジナル版の設定を踏襲しているならばまさしくこれが正解だと思います。
ただ2199では船体色の設定が明言されていないませんでしたので、このような考えもあるという意味で今回の記事を書いてみました。
話半分で読んでいただければ幸いです~(笑)
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ぺんぺん草様、コメントをありがとうございます
> ところで、ヤマト2の24話のお話なのですが、この(人間関係の)修羅場がリメイクされてヤマト2202の23話になるんですねぇ?
> それならば!大破したノイ・デウスーラに代わり、次の総統座乗艦となるのは?コアシップか、ゲルバデスか、もしや・まさかのガイペロンか、第7章の楽しみが、またひとつふえました
大破したデスラー艦、タラン弟の存在、そして「あの艦」が第7章に登場するという噂、まさしく「あの艦」がデスラー総統の臨時旗艦になる条件は揃っているんですよね~
私もあの艦が本当に登場するとしたらどのような使われ方がされるのか楽しみにしています。
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kazu様
> バルグレイはデッキの先に索敵装置を設置するため山型になっている最新型で、船体強化も最も進んでいるのでは?
ただしゼルグート級の登場で主役を譲ることとなり緑色になったと。
バルグレイが「ガイペロン級の後期仕様」というのは公式HPのメカニックでも書かれていますので、あの三隻の中では最も新しいものであることは間違いないと思います。
ただガミラス艦隊のドクトリンが砲撃戦を主体とした高速戦法が主流となったため、空母系は航空支援用の補助艦として二級戦力とみなされるようになってしまっているのかもしれませんね。
> シュテルグは見たとおりアングルド・デッキがないタイプ。最初に建造され、ドメルにも古いと言われてましたね。
> こうした順番で、ゼルグート級が完成する前の最大艦としてはランベアは青色が与えられたのではというのはガッテンですね。
やはり巨艦は見栄えがいいですから、直接戦闘にしないお召し艦などには最適なのは間違いないと思います。
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緑はファルコンの魚雷2発で轟沈してましたから、そこはやはり(実体弾に弱い)ガミラス艦であり、かつ旧式のいわれですかね。
青は強化型だったというのはとても面白い考察かと思います。旧式となった船は沿岸警備や標的艦、あるいは資材として再利用されるためそれらの生き残りをドックから引っ張り出したというところでしょうか。個人的には紫が、赤の誘爆を避けるためにまるで車の急ブレーキのように転舵しているのが印象的でした。旧作ならやはりあの爆発煙の広がり方でしょうか。2199最大の見せ場七色星団、ちゃんとした体制ならこの七色星団だけで二時間のスピンオフなんかもできたでしょうね←今となっては夢のまた夢ですが笑
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>やはり巨艦は見栄えがいいですから、直接戦闘にしないお召し艦などには最適なのは間違いないと思います。
すみませんが、大和を連想してしまいました。
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勘助様、コメントをありがとうございます。
> 緑はファルコンの魚雷2発で轟沈してましたから、そこはやはり(実体弾に弱い)ガミラス艦であり、かつ旧式のいわれですかね。
そういえばオリジナル版でもガミラス艦がブラックタイガーのミサイルでばかすか沈められていました(おかげでブッラクタイガー強すぎという突っ込みも)
バルグレイが航空機に沈められたのもやはりオリジナルのリスペクトだったのでしょうか?
> 個人的には紫が、赤の誘爆を避けるためにまるで車の急ブレーキのように転舵しているのが印象的でした。
回避→「反撃命令」→砲撃を喰らってリタイア・・・の流れは今見ても神がかっていると思います。
特に甲板の航空機が雲の中に落ちていくところは絶品でした!
2202でもこのようなシーンを期待したかったのですが・・・
>2199最大の見せ場七色星団、ちゃんとした体制ならこの七色星団だけで二時間のスピンオフなんかもできたでしょうね←今となっては夢のまた夢ですが笑
個人的には本土決戦を2時間枠で作り直してほしいですね
デスラー総統の真意&古代君の活躍追加で
やはり30分で終わらせるには尺が短すぎました。
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kazu様、返信ありがとうございます。
> すみませんが、大和を連想してしまいました。
山本五十六も「床の間の飾りにはよい」と言っていたそうですからね。
戦艦戦力に期待していなかった山本提督も自分が座乗する旗艦としては満足していたようです。
彼のよろしくないところは戦艦戦力を完全に置物にしていたことですね。
むしろ空母と違って(この戦争で)使いつぶしてもよいと割り切って活用する方法を考えるべきだったと思います。