アマプラで『SPACE BATTLESHIP ヤマト』見放題独占配信中!

皆様こんにちは!
もうご存じの方も多いとは思いますが、9月1日よりAmazon Prime Videoにおいて、2010年公開の木村拓哉主演作『SPACE BATTLESHIP ヤマト』が1か月間見放題独占配信されています。

当時、ヤマトの復活企画として、2009年に「宇宙戦艦ヤマト復活篇」、2010年に「SPACE BATTLESHIP ヤマト」、そして2012年に「宇宙戦艦ヤマト2199」と3種類のヤマト作品が一気に製作されました。
この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は、公開当初は正直ネットでの評判は芳しくなかったと記憶しています。
その理由としては

①オリジナルのヤマトと設定が違い過ぎる
②セットがちゃち(これはヤマトの問題というよりも邦画に共通する批判な気がします)
③当時、BSで放送されていたアメリカドラマ「ギャラクティカ」の影響をバリバリ受けている

といったことが挙げらえれていました。

私個人的には、確かに「ちょっと詰め込み過ぎだったかもしれない」とは思いますが(あるいは抜錨篇・帰還篇の2部作に分けても良かったかも)、設定の改編も含めて非常に気に入っています。
特に「ガミラス」と「イスカンダル」の設定についてはよく考えられおり、伊武雅刀Voiceのデスラー総統を自然な形で実写版に自然な形で出すアイディアとしても秀逸だったと思います。
またヤマトシリーズの中で1番最悪と言われるほど絶望感に満ちた地下都市の様子や、オリジナルを踏襲しつつも独自にアレンジされた地球艦艇、そして不気味としか言えないガミラス艦艇など、この作品は間違いなくオリジナルとは異なった魅力にあふれた作品です。

私はヤマトの今後としては、ヤマトの基本設定を使って違う物語を作っていく一種のリブート方式が一番よいと考えていますが、この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」こそがまさにその「アナザーヤマト」理想を体現した作品だと思います。
今後、このような様々なヤマトが作られていくことを期待したいですね。

ちなみに、この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の監督を務められた山崎貴監督は2019年に「アルキメデスの大戦」という戦艦大和を題材にした映画を製作されています。
この作品も名作ですが、「アルキメデスの大戦」を見た後に「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を見直するとまた印象が変わってきますのでお勧めします。
私としては「アルキメデスの大戦」で日本の身代わりとして沈んだが大和が「SPACE BATTLESHIP ヤマト」で最後の希望として蘇ったと考えると非常にくるものがあります。
まあ、あくまで私個人の勝手な妄想ですが(笑)

【追伸】
この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」と「ギャラクティカ」の類似性については、以前に記事として取り上げました。
良ければそちらの記事も読んでいただけると嬉しいですね!

【ヤマトな日々】「SPACE BATTLESHIP ヤマト」と「ギャラクティカ」の類似性

コメント

  1. 匿名 より:

    2199、2202を経過した今だから、価値がある部分が多いと感じました
    これらアニメでカットされた名シーンが残っているんですよね

    • yamasiro2202 より:

      コメントありがとございます。
      上映当時は批判もおかった実写版ヤマトですが、私個人としては高く評価している作品の1つです。
      基本t系にアニメや漫画を実写化した作品はハズレが多いのですが(無論面白い作品もありますが)、このヤマトはかなり出来の良い作品だと思います。
      ぜひ再評価されて欲しいですね。
      個人的には体感型の4DXデジタルシアター作品として再上映してくれないかなと思っています。