祝!「追憶の航海」放送!!

皆様こんばんは!!約1週間ぶりの更新です。
すっかりご無沙汰してしまい大変失礼いたしました。
書きたいネタはたくさんあるのですが、リアルの事情でなかなか時間が取れなかったことと夏の暑さで休日は完全にバテていました(苦笑)。
いや本当に夏の暑さには弱いんですよ(逆に冬の寒さには強いんですけどね)
ただ夕方頃にはぼちぼち涼しくなってきたのでまた更新を本格的に再開していこうと思っています。

さてご存知の方も多いと思いますが本日19時よりBS12において「3週連続ヤマト特集」第一弾「宇宙戦艦ヤマト2199総集編‐追憶の航海‐」が放送されます。


16万8千光年……。イスカンダルへの旅路。
イベント上映、配信、パッケージ販売、TV放送とあらゆる展開で大ヒットした「ヤマト2199」。
追加カット、新たな視点でTVシリーズ全26話を再構成した特別総集編。

2022年8月21日 19:00~
BS12「日曜アニメ劇場」

詳細はコチラ

私の家にはBS系は入らないので見ることは出来ませんが、この放送を機に1人でも多くの新規ファンが増えること、そして現在制作中の最新作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」に対する関心が強まってくれることを期待したいですね。
欲を言えば今日の放送に合わせて公式より「REBEL3199」の特報が公開されて欲しい所ですが、伝え聞く進捗状況から判断する限りちょっと難しそうかな(汗)
とはいえ、公式さんから何らかのアクションはあって欲しいですね。

改めて振り返る「追憶の航海」

折角ですから、改めて「追憶の航海」に関する私なりの感想を語りたいと思います。
断言しておきますが、あくまで個人的な感想です。
もしかしたら不愉快に思われる方もいらっしゃるかもしれませんがご容赦ください。

まず結論から言えば私自身はこの「追憶の航海」をあまり高くは評価していません。
以前私はこの「追憶の航海」について、「ヤマトの総集編」としては失敗、「2199の総集編」としては満足できる、と評価したことがあります。
このような評価をした理由として、この作品は既に2199を見ていることが大前提の内容であり、これから2199を見ようという人には勧め辛い作品だからです。

私は総集編のターゲット層は基本的に作品に興味が無かった人であり、一種のサンプル品だと思っています。
実際、全7章に及ぶ長編を興味のない人にいきなり見てもらうのは中々難易度が高いでしょう。
そこで2時間程度にまとめた総集編で作品に対する大まかな内容を知ってもらい、作品への興味を興味を持ってもらうことが総集編に課された重要な役割だと思っています。
勿論、既に内容を熟しているにもかかわらず熱心に総集編も見にきてくれるコアなファンのために新規カットなどのサプライズを入れることは大切です。
しかしあくまでも狙うべきは御新規さんであり、彼ら(あるいは彼女らが)この「追憶の航海」を見て2199のストーリーを理解でき、さらに作品そのものに興味が持てるようになるかと考えた場合、かなり厳しいです。
この「追憶の航海」は、当時、制作関係者は「劇場版宇宙戦艦ヤマト」(劇場版第1作)を意識した作品と発言していましたが、結果的に、全くヤマトの知識が無かった人にすら高く評価された「劇場版宇宙戦艦ヤマト」には遠く及ばない作品になってしまったと思います。
「ヤマトの総集編」としては失敗だったというのはそういう意味です。

ただしこの「追憶の航海」が全く無価値であるかと聞かれたらそれは断じて否です。
確かに私も2199を全くのご新規さんに勧める時は「追憶の航海」よりも2199「第1章」~「第2章」を見ることを勧めます。
しかし、短い時間で2199を復習したいときにこの「追憶の航海」はまさにうってつけです
実際、2199本編をちゃんと踏まえた上で見た場合、この「追憶の航海」は2199の複雑な設定を限られた時間内に非常に上手くまとめられている良編集であり、私も2199の復習したくなった時はメカコレなどを作りながら、この「追憶の航海」を流し見しています。
純粋な視聴回数なら「星巡る方舟」よりも多いと思います。
「2199の総集編」としては満足できると私が言った意味はまさにこの点です。

前にも言いましたが私自身のこの作品に対する評価はそこまで高くはありません。
しかし、わずか2時間11分の長さで2199を振り返ることが出来る点は非常に気に入っています。
また、ストーリー的にもそこまで集中して見なくても良いので、もしかしたら体感型の4DX系向けなのかもしれませんね。
4DX系に再編集して再上映したら、16万8千光年の旅を体感できるとして大いに受けるかもしれません。
折角ですからヤマト製作委員会様にはこういった企画も前もって検討していただきたいです(笑)

「追憶の航海」メインビジュアルの謎

ところで私はメインキャラクターが集結したこの「追憶の航海」のメインビジュアルは非常に好きなのですが、以前から1つ謎が。
それは何故雪がパイロットスーツ姿なのか?
ご存知の通り、2199本編内で雪がパイロットスーツを着るのは14話と17話の2回のみです。
しかも「追憶の航海」ではこのパイロットスーツ姿は全く登場しないので、あるいみメインビジュアル詐欺と言えるかもしれません(苦笑)
同時期に発売された「宇宙戦艦ヤマト2199 プレミアムポスターブック」にも雪のパイロットスーツのイラストが描き下ろされていましたし、当時の製作員会の中に雪のパイロットスーツ姿が好きな人がいたのでしょうか?(ちなみに私も好きですが。爆)

2199でも操縦の話をちょくちょくしていますし、2202では実際にコスモシーガルの操縦をしていましたので、せっかくですから次回作「REBEL3199」でこの技能が使われる展開を期待したいですね。
この場合、着るパイロットスーツはやはり白基調になるのでしょうか?
ちょっと気になります(笑)

コメント

  1. 岡本慎一 より:

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    • yamasiro2202 より:

      岡本慎一様、コメントをありがとうございます。
      復活篇もそうですが当時は不満があっても時間の経過とともに再評価出来る部分が出てくるんですよね。
      個人的には「追憶の航海」は2部作に分けたほうがもっと良い作品になったのではないかと思っています。
      もっとも翌年に方舟の公開を予定していたので、そこまでの余力はなかったと思いますが

      ご指摘いただいたシーン以外にも、2205はオリジナル意識したシーンが多かったのが私も嬉しかったです。
      3199では「永遠に」をどのようにリメイクしてくれるか本当に楽しみです。