本日4月6日は「天一号作戦」発動日。

茲(ここ)に特に海上特攻隊を編成壮烈無比の突入作戦を命じたるは帝国海軍力を此の一戦に結集し、光輝ある帝国海軍海上部隊の伝統を発揚すると共に其の栄光を後昆(こうこん)に伝へんとするに外ならず、各隊は其の特攻隊たると否とを問わず愈々(いよいよ)殊死奮戦敵艦隊を随所に殲滅(せんめつ)し以て皇国無窮の礎を確立すべし

豊田副武連合艦隊長官の訓示より

皆様こんにちは!
本日4月6日は「天一号作戦」発動日。
78年前の本日15時20分、大和を旗艦とする第二艦隊は停泊地の徳山沖から沖縄へ向けて最後の航海への出撃しました。

この海上特攻については現在でも賛否が分かれるのは分かります。
実際、この戦いで多くの方が無くなられたということは確かです。
しかしこれまでも何度か書いておりますが、この特攻がなければ、戦艦大和という戦艦がここまで特別視されることはなく、また、宇宙戦艦ヤマトが誕生することもなかったと思うと不謹慎ながら戦艦大和がこのような最期を迎えたのは本当に良かったと思ってしまいます。(不愉快に思われた方、本当に申し訳ございません。)
少なくとも「帝国海軍の栄光を後昆に伝へる」という点においては、戦艦大和は間違いなくその目的を果たしたと言えるのではないでしょうか。

また、「天1号作戦」といえばどうしても戦艦大和に注目しがちになりますが、同行した矢矧以下9隻の第2水雷戦隊の奮戦ももっと注目されてもいいのではないかと思っています。
正直、矢矧の奮戦などは主役に抜擢されても良いレベルだと思います。

なお、1964年に公開された映画作品として、駆逐艦雪風を主役にした「駆逐艦雪風」という映画があります。

作品としてはあまりメジャーではありませんが、ちゃんと坊ノ岬海戦も描かれ、同海戦を大和以外から描いた作品として中々レアです。
このような作品がもっと増えてくれると嬉しいですね。

ちなみに最近では「艦これ」いつかあの海で‐」で第2水雷戦隊がメインとして描かれましたが、作品自体が少々微妙だったので、ちょっと・・・・(-_-;)