皆様今晩は!
今回はネット上で行われているある署名活動の宣伝なので興味のない方はスルーをお願い致します。
北九州市若松区にある軍艦防波堤について、現在、保存と「市指定文化財」への登録を求める署名活動が、現在ネット上で開催されています。
軍艦防波堤は、多くの人々が訪れその歴史的な価値や役割を学び、感じることができる場所として、今後も守り続けることが必要です。そのためにも、市指定文化財としての保存が求められます。
皆さまのご協力によって、軍艦防波堤の保存に向けた取り組みを進め、これからの世代にもその歴史を伝え続けることができます。特に、この軍艦防波堤の「柳」「涼月」「冬月」は、日本が経験した戦争で重要な役割を果たしました。ぜひ、ご協力をお願いいたします。(キャンペーンページより一部抜粋)
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ご存知の方も多いと思いますが、この「軍艦防波堤」は先の大戦終結後、残存していた駆逐艦「柳」(桃型駆逐艦)及び、戦艦大和最後の戦いである坊ノ岬海戦から生還した「涼月」「冬月」(共に秋月型駆逐艦)の船体を利用して作られた防波堤で、その後に行われた補強工事により「涼月」「冬月」の2隻は完全にコンクリートの下に埋没しているものの、「柳」の船体の一部は現在でも見ることが出来るようです。
私自身はまだ行ったことはないのですが、歴史マニアや軍艦マニアの間ではちょっとした観光名所として有名みたいですね。
ちなみに、先日最終回を迎えた「「艦これ」いつかあの海で」のEDにおいて、「涼月」「冬月」の2人がいる場所がまさにこの「軍艦防波堤」でした。
現在では野ざらし状態であることもあって「柳」の船体の風化が激しいらしく、保存活動が急務らしいです。
一部とはいえ旧日本海軍の船体が実際に見れる数少ない名所であるので、今回の署名活動で本格的な保存活動に繋がって欲しいものです。
なお私もここには是非一度行ってみたいなとかねてから思っているのですが、基本的に車が無いといくのが難しいというアクセスの難しさに加え、「柳」の船体以外には看板があるだけのさびれた防波堤なので、車の運転ができない私としてはどうしても二の足を踏んでしまいます。
折角ですから今回の署名活度でこの軍艦防波堤の知名度が上がり、アクセスへの利便性や近くに資料館が作られるなどの観光地としての向上を期待したいですね。
実際、この防波堤の材料に使われている「涼月」「冬月」は艦自体も人気があるうえ、戦艦大和繋がりでやろうと思えば結構人を呼べる観光地になりそうな気がします。
「言うは易し、行うは難し」かもしれませんが、北九州は「宇宙戦艦ヤマト」に大きく関われた松本零士先生ゆかりの地!
大和に連なる史跡の保存にはぜひ頑張ってもらいたいものですね。