皆様今晩は。
今回より何回かに分けて一昨日公開されました第7章30秒PVをもうちょっと詳しく考察してみたいと思います。(前回の考察はテンションのままに書いたのでかなり荒かったですね。苦笑)
第1回の今回取り上げたいのは個人的にPVで最も衝撃を受けたシーンである「地球に向かうアポカリクス級」についてです。
基本的にアポカリクス級空母(というよりも大型回転空母)が地球にやってくるのは「さらば」における降伏勧告シーンのリメイクという意味合なのでしょうが、今回のガトランティスは第5章終盤に(シナリオ上では)すでに降伏勧告はやっているという設定なので(そもそも2202のガトランティには降伏の概念は無かったのではないか?というのは野暮な突っ込みですね)、このアポカリクス級空母3隻は別の目的でやってきたと考えたほうがよさそうです。
では何をしにやってきたのか考えるならば、「時間断層の接収」と「主要施設の空爆」が一番可能性が高そうです。
純粋に地上を焼き払うためだけならばカラクルム級群を派遣して衛星軌道上からインフェルノ・カノーネで一気に焼き払うのが一番効率的でしょうが、第5章で時間断層に興味を持ったことと、第6章で地球を白色彗星内に捕獲する決断をしていた事を合わせて考えると、大帝は今後の事を考えて時間断層を手に入れようと考えるように思われます。
そのため時間断層施設に影響を与えないように大規模火力による攻撃は控え、地球への攻撃は11番惑星に行ったものに準じた徹底した空爆とそれに続く降下部隊の投入という戦術が取られることになったため、アポカリクス級空母が派遣されることになったのではないでしょうか?
設定によればアポカリクス級空母は1隻当たり600機のデスバテーターが搭載可能ということなので、3隻ならば1800機の運用が可能です。
ナスカ級空母1隻の航空戦力で短期間に11番惑星の施設をほぼ破壊しつくしたガトランティスですので、これだけの数の航空戦力であれば地球上の主要施設を破壊しつくすには十分な数ではないでしょうか
なお。大戦艦級こそ確認できませんが、かなりの規模の艦艇を先行させている事も上の写真から確認できます。
これらの艦艇はアポカリクス級空母の護衛という意味合いもあるでしょうが、PVで見る限りアポカリクス級空母が来る前にすでに地球を包囲している様子でしたので、恐らく地球から脱出しようとする船を沈める任務を帯びた封鎖艦隊であると思われます。
大帝は地球そのものは傷をつける気はなさそうですが、同時に地球の人類は誰一人逃がさないという強い決意が感じられます。
地球の防衛状況の考察
さて、地球にガトランティス艦隊が迫っているというだけで相当危機的状況であることが分かりますが、間接的にも地球の絶望的な状況を2つ読み取る事ができます。
それは以下の2つです。
①月面基地の沈黙
②地球守備艦隊の壊滅
まず①についてですが、月面上には航空隊の山本たちが在籍していた地球防衛艦隊の基地とガミラス大使館が存在している事は2202の初期に明言されています。
これらの施設を防衛するため相応の規模の防衛部隊が月面上に配備されていたと思われます。
問題はこれらの部隊がどうなったかですが、第六章で月面の非戦闘員の退避命令が下されていた事を考えると、月にガトランティス艦隊が迫っていた事はほぼ間違いなく、第7章で地球にガトランティス艦隊が到達をしている事を合わせて考えると、恐らくあっさり壊滅(全滅?)してしまったと考えるのが妥当でしょう。
もっとも、月面に駐留していた守備艦隊の大半は火星での防衛戦に動員されたと思われますので、残っているのは地上部隊と最低限の守備艦隊程度であると思われます。
ガトランティスの大艦隊を前に短期間で玉砕してしまうのもやむをえないかもしれません。
次に②についてですが、芹沢の言によれば火星防衛戦はあくまで時間稼ぎであり、火星で足止めをしている間に時間断層内で相当数の艦艇が量産しているという事実を伺うことができます。
23話で火星防衛戦に参加した艦艇が火星軌道上のドックで修理を受けている段階で恐らく白色彗星は火星防衛線を突破し、地球にばく進中であったと思われますが、それでも白色彗星を数日間は足止めすることができた上、それなりのダメージを与える事には成功したので月と地球の中間あたりに新規製造の艦と火星から撤退した艦による最終防衛線を張る時間はあったはずです。
その艦隊はどうなったのかといえば、まあ月面基地と同様にお察しというところです(汗)
前回の記事でも同じ事を書きましたが、火星での奮戦は基本的に山南艦長や藤堂艦長の指揮があったからこそ何とか奮戦できたのであって、それらの指揮官がいない最終防衛線は難なく撃破されてものと推測できます。
地球に迫るアポカリクス級空母の艦隊には上でも書いたとおり大戦艦はいませんが、逆に言えばもはや地球の戦力は護衛としてでも大戦艦群を同行させる必要が無いと判断されたということでしょう。
2202では2以上の大奮戦を見せてくれた地球防衛艦隊(&ガミラス艦隊)ですが、現在、「さらば」よりにストーリーが展開している事を踏まえるならば、「さらば」における地球艦隊瞬殺イベントはこの最終防衛艦隊によって再現される事になるかもしれませんね(苦笑)
ところでこの最終防衛線の戦闘が描かれるシーンがあるならば、個人的には最終防衛線の指揮官として、第5章でフェードアウトしてしまったこの人を再登場させて欲しいですね。
当然戦死する事になってしまいますが、単なるモブ艦隊がやられるよりも、前回はそれなりに奮戦していた指揮官が手も足も出ずにやられてしまうという描写があったほうがよりやばい状況を演出できると思うのですが・・・
コメント
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7章公開楽しみですね
アポカリクス級の派遣目的の概要は同意ですね。アマテラスも多分瞬殺されたと思われるように、あっという間にやられたのではないかと思います。エンケラドゥス守備隊の尾崎艦長の再登場ですか?死亡フラグとスケープゴートにするにしても金剛型と護衛艦を率いるD級の艦長ですが、山南艦長と安田艦長と同期なので、数少ない戦力投入なら再登場もあるかもですね。芹沢なら考えるかもしれませんが、藤堂長官は止めるような気がします。
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つーことは、ガトランティスによる月や地球の破壊はないってことですか
翼や真琴っちゃんが月基地ごとやられるシーンは無さそうで、良かったっス
そう言えば、ガトランティスって知的生命をまっさつする際、ジオイド弾みたいなものを使って、恒星や母星ごとやるってことはしないんですかねえ
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山城2199様
先ほどもコメしましたが、よ〜く考えると、ガトランにアポカリクス型3隻その他数多の巡洋艦と駆逐艦に取り囲まれた地球。時間断層による戦艦群の増産は続いているにしても、ヤマト1隻メインだとすると、さらばや2と比較しても圧倒的にやばいシチュエーションにしかならず、地球がそのままどこかにワープでもしないと地球人全てが死亡フラグになってしまわないかと。それはないでしょうから、地球がギリギリまで追い詰められた後、ヤマトがトランジット波動砲なる攻撃でゴレムを解放又は崩壊させ、ガトランの蘇生体が連鎖して全滅するでもしなければチャンスはゼロになってしまうのではないか。
そうでなくても、あのタコ足を崩壊させ、超巨大戦艦を引っ張り出して、それもやっつけるなんて、いくら最終決戦仕様に多少の改造してもポスターのシーンまでいかないのでは。
しかも、タコ足が土星を踏み潰したシーンからすると超巨大戦艦の大きさは地球ほどになるはずで、戦って勝つというオチは考えにくいと思われますが。
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> 7章公開楽しみですね
> アポカリクス級の派遣目的の概要は同意ですね。アマテラスも多分瞬殺されたと思われるように、あっという間にやられたのではないかと思います。エンケラドゥス守備隊の尾崎艦長の再登場ですか?死亡フラグとスケープゴートにするにしても金剛型と護衛艦を率いるD級の艦長ですが、山南艦長と安田艦長と同期なので、数少ない戦力投入なら再登場もあるかもですね。芹沢なら考えるかもしれませんが、藤堂長官は止めるような気がします。
あれ、あの人尾崎って名前があったんですね
パンフにもエンケラドゥス守備隊司令としか記されていなかったので知りませんでした(笑)
情報をありがとうございます。
ところであの人は山南艦長と安田艦長と同期なのでしょうか?
見た目的には沖田、土方と同期のほうがしっくりします(彼らと仲が良かったためにエンケラドゥス守備隊という閑職に回されていたと考えてもよいかもしれません)
個人的にはエンケラドゥスの戦いで乗艦が大破していたので、後方に下がり、アンドロメダ級(アマテラスとか)を受領して最終防衛ライン戦に参加したという流れも良いですね。
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コメントをありがとうございます。
> つーことは、ガトランティスによる月や地球の破壊はないってことですか
> 翼や真琴っちゃんが月基地ごとやられるシーンは無さそうで、良かったっス
以前の副監督のお漏らしが本当ならば月破壊はあるらしいです。
翼や真琴っちゃんは6章で地球に避難するといっているので恐らくは大丈夫だとは思いますが(ただ、その脱出船が襲われて沈むという畜生展開はあるかも・・・完結編や2520、復活篇では脱出船は沈むのがヤマトでのお約束ですから)
> そう言えば、ガトランティスって知的生命をまっさつする際、ジオイド弾みたいなものを使って、恒星や母星ごとやるってことはしないんですかねえ
第六章で大帝は現在の人類は皆殺しにするが、新しい知的生命体の誕生は望んでいることは判明しましたので、なるべく宇宙環境は破壊したくは無いのではないでしょうかね?
惑星ごと吹き飛ばすのはテレサに選ばれた地球や、機密を漏らしたゼムリアなどやむをえない場合に限っていると考えています。
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> 山城2199様
> 先ほどもコメしましたが、よ〜く考えると、ガトランにアポカリクス型3隻その他数多の巡洋艦と駆逐艦に取り囲まれた地球。時間断層による戦艦群の増産は続いているにしても、ヤマト1隻メインだとすると、さらばや2と比較しても圧倒的にやばいシチュエーションにしかならず、地球がそのままどこかにワープでもしないと地球人全てが死亡フラグになってしまわないかと。それはないでしょうから、地球がギリギリまで追い詰められた後、ヤマトがトランジット波動砲なる攻撃でゴレムを解放又は崩壊させ、ガトランの蘇生体が連鎖して全滅するでもしなければチャンスはゼロになってしまうのではないか。
あくまで予想ですが配置的にはヤマトの反撃はそれほど難しくはないと思われます。
恐らくあのシーンでの各勢力の配置は
地球⇔バルゼー艦隊⇔白色彗星⇔ヤマト⇔火星
見たいな感じだと思います
前面のバルゼー艦隊は無視して、直接白色彗星に突撃できるので、ゴラムの制圧という作戦の支障はそれほど無いのではないでしょうか(それでも難易度は高いですが)
また時間断層からの増援は無理でも、火星で修理を終えた艦隊やガミラス本星からの増援は期待できますので単艦での作戦にはならないのではないかと考えております。(22話でヤマトが単艦行動をとっていたのはその時はまだ健在だった最終防衛艦隊と合流しようとしていたのかもしれません)
> そうでなくても、あのタコ足を崩壊させ、超巨大戦艦を引っ張り出して、それもやっつけるなんて、いくら最終決戦仕様に多少の改造してもポスターのシーンまでいかないのでは。
> しかも、タコ足が土星を踏み潰したシーンからすると超巨大戦艦の大きさは地球ほどになるはずで、戦って勝つというオチは考えにくいと思われますが。
第6章でポルター詐欺があったと言われていますので(地中に埋まっているヤマトが銀河に遭遇するシーンは無かった)、今回もあるいはポスター詐欺があるかもしれませんね(笑)
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YAMATO2202.netより
尾崎徹太郎 (CV:上城龍也)
52歳。土星の第2衛星「エンケラドゥス」に拠点を置く守備艦隊の司令官。
太陽系へ侵攻するガトランティスの大勢力を最初に迎え撃ち、山南率いる主力艦隊の到着まで戦況を支えた。
山南、安田とは宇宙防衛大学の同期生であり腹蔵なく語り合える戦友でもある。
と紹介されています。ご参考まで。
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山城2199さま、早速のコメありがとうござます。
>火星で修理を終えた艦隊やガミラス本星からの増援は期待できますので単艦での作戦にはならないのではないか
そうでした、火星に集結した艦隊が殱滅されたとはなっていませんでした。あっさり蹴散らかされただけかもしれませんね。地球決戦に臨んでくれるなら気骨のある司令官がほしいところですね。
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kazu様、情報提供ありがとうございます!!
驚いて公式サイトを見に行ったところ、いつの間にか無茶苦茶キャラクターが追加されていた!?
まさに「なんじゃこりゃ」という状況です(笑)
にしても52歳ってふけすぎでしょう。
藤堂や安田と比べても一世代上にしか見えませんよ(笑)
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良く見ると地球の回りはガミラス艦隊なんでよね。
火星沖に再集結してる地球・ガミラス混成艦隊もまだ、残っています。
早い段階で土方が古代に艦長を拝命したのは、残存艦隊の指揮を取るのでは?
ラストは何となく想像がつきました。たぶんヤマトぽく無いと思う。
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> 山城2199さま、早速のコメありがとうござます。
> >火星で修理を終えた艦隊やガミラス本星からの増援は期待できますので単艦での作戦にはならないのではないか
>
> そうでした、火星に集結した艦隊が殱滅されたとはなっていませんでした。あっさり蹴散らかされただけかもしれませんね。地球決戦に臨んでくれるなら気骨のある司令官がほしいところですね。
指揮官としてはバーガーや藤堂艦長、アルデバランの谷艦長などがおりますので、地球残留の部隊よりかは人材はそろっていそうです
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コメントをありがとうございます
> 良く見ると地球の回りはガミラス艦隊なんでよね。
PVのシーンならば、あれラスコー級かククルカン級の後姿ですよ。
シルエットですので分かりにくいですが。
> 早い段階で土方が古代に艦長を拝命したのは、残存艦隊の指揮を取るのでは?
土方艦長の台詞はそんなに早く出てこないと思われます。
PVの映像は次の23話のものでしょうでしょうが、台詞自体はその話で使われるとは限らないケースが多いですし
> ラストは何となく想像がつきました。たぶんヤマトぽく無いと思う。
私もなんとなく予想してはいますが、当たっている自信は無いですね。
2202の結末は完全な新展開になるとの事で寸土絵それなりに楽しみにしてはいますが。
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なぜ、白色彗星が地球に直行せず、土星→火星と進軍し、アポカリクス級を派遣したのか?
大帝は地球を惑星キャッチャーで喰らうつもりなので、内側から攻撃させないために、地球から戦力を吐き出させておく必要があったのでは?
ガミラスからゲットした惑星からの物資補給が途絶えれば、時間断層があっても、艦船は建造できませんし…
もうひとつ、白色彗星のコース取り関連の小ネタ。
第3話がクリスマス前なので12月中旬。
第6話でテレザーとまで最短29日とあったので、
途中のタイムロスも考慮して、往復3ヶ月とすると土星沖海戦が2203年の3月中旬
https://stdkmd.net/ssg/ で2203年3月15日の
惑星配置を見ると、土星、火星、水星、地球が綺麗に並んでるので、土星→火星→地球の順で話が進むのはアリ?公転面に沿う必用はないとは言わない約束で(笑)
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鮫乗り様、コメントをありがとうございます、
> 大帝は地球を惑星キャッチャーで喰らうつもりなので、内側から攻撃させないために、地球から戦力を吐き出させておく必要があったのでは?
>
これは正解かもしれませんね、
土星会戦までは時間断層の事を知らなかったので、その意図は無かったかもしれませんが地球側の徹底抗戦宣言に対してどこまでも付き合うとしたのはそれを目的したからかもしれませんね。
という事はやむをえないとは言え、地球サイドはまんまと敵の思惑に乗ってしまったという事でしょうね。
>
> 第3話がクリスマス前なので12月中旬。
> 第6話でテレザーとまで最短29日とあったので、
> 途中のタイムロスも考慮して、往復3ヶ月とすると土星沖海戦が2203年の3月中旬
>
> https://stdkmd.net/ssg/ で2203年3月15日の
> 惑星配置を見ると、土星、火星、水星、地球が綺麗に並んでるので、土星→火星→地球の順で話が進むのはアリ?公転面に沿う必用はないとは言わない約束で(笑)
おお、すごい情報ですね!
実際に天文学の専門家がアドバイザーとしてるいているようですし、白色彗星の移動進路はそれを考慮した上で作られたのかもしれませんね。