スリープケースから第六章を予想する②

皆様今晩は。
昨日の更新では予定を変更し、ネット上に流れている第六章以降の展開のうわさについて書かせていただきましたが、今回は前々回の続き、スリープケースのイラストを検証したいと思います。
前々回では表側でしたから、今回は裏側についてですね。

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スリープケースの裏側は以前より噂のあったヤマト最終決戦仕様の三面図(この場合は四面図というのでしょうか?)でした。
ヤマト最終決戦仕様自体は小林副監督が少し前からtwitterで部分的に公開していましたが、今回のスリープケースのイラストでようやく全貌が判明しました。

正直なところ、部分公開の頃からあまり格好が良いとは思えずネタであって欲しいと願っておりましたが、どうやら本物だったようです(ナンテコッタイ・・・)
まあ決まって仕方がありませんね。

それはともかくぱっと見たところ第一次改装との違いは以下の点が上げられます。

①パルスレーザーの増加
これは以前書きました最終決戦仕様の検証でも書きましたが、第一次改装において存在したスペースはすべてパルスレーザーが設置されています。また第1から第3主砲の上部にも2基ずつ設置されています。
この辺は戦艦大和最終仕様に似せようとした感じですね(大和には第一主砲の上部に対空機関銃はありませんでしたが)

②碇マークの追加
第1及び第3主砲の上部、それに艦首部分に碇マークが追加されています。
設定的には地球防衛軍の軍籍に戻った事で防衛軍のマークが追加された感じでしょうか?(第一次改装においては軍籍に戻る前に古代たちヤマトクルーが占拠、出航してしまったので)
しかし製作の事情としては「永遠に」ヤマトのオマージュがしたかったのかもしれません(苦笑)

③レーダーアンテナの長身化
第一艦橋上にあるレーダーアンテナが第一次改装と比べて明らかに幅が長くなっています。
小林副監督によればこれはヤマトのレーダーに新しい機能が追加された事による長身化らしいです。
問題は新しく追加された機能は何かという事なのですが、予想しますに亜空間対策ではないかと思われます。
第11話でヤマトが亜空間に迷い込んだ際、ヤマトはレーダーが一切仕様不可能になり、精神波で索敵を行っていたデスラー艦隊に一方的に攻撃を受ける結果となりました。
このことから亜空間でも使用できるレーダー機能の追加、あるいは精神波を逆探するソナー(レーダーは使用できなくとも少なくとも敵の位置は把握できます)あたりが追加されるのが自然であると思います。

④カタパルトの増加
後部に設置されていた2期のカタパルトが4基へと増加されています。
2202ではあまりコスモゼロが使用されていないため(そもそもヤマトにはコスモゼロ2機しか搭載されていない)あまりこの改造には意味があるとは思えないのですが、小林副監督の言をまとめるならどうやらこのカタパルトはコズモゼロではなく、機動甲冑の発進に使用されるようです。
またそれ以外にも銀河から無人機であるブラックバードが譲渡される可能性もありますが、この機体は第6章のあらすじを見る限りあまり良い使われ方はされないようなのであまりなさそうですね。

⑤主砲の変更
細かい事ですが主砲の形が戦艦大和の主砲に近い形になっています。
2199の頃から主砲は敵の攻撃で結構破壊されていましたので側面装甲を追加したという感じでしょうか?
もっともこのような事は第一次改装時にやるべきだと思うのですが、第一次改装時にはまだ主砲改造のプランが固まっていなかったと好意的に解釈しておくべきでしょうね。

以上が外観から判断できるヤマト最終決戦仕様の全貌です。
本来なら結構本格的な改装工事が必要であると思うのですが、この改装はスリープケースの表側のイラストで判断する限り白色彗星内部で補給という形で行われるようです。
・・・改装工事中にレギオネルカノーネで吹き飛ばすというのは無しなんでしょうか、大帝?