【第4章本予告】気になる6つのシーン①

皆様、今晩は!
今週の頭にまさかの第4章「水色のサーシャ」のメインビジュアルと本予告が公開!

本当はこの本予告に関する感想はもっと早くアップしたかったのですが、今週は長期休み直前ということもあって結構忙しい1週間になり、執筆の時間が確保できませんでした。(汗)
すっかり出遅れてしまいましたが、今回から2回に分けて本予告で個人的に気になった6つのシーンを取り上げ簡単な感想と考察を述べてゆきたいと思います。

サーシャと語らうデスラー総統


母の名に恥じぬ人になってもらいたい。イスカンダル最後の王族として」
ガルマン星の双子星を見ながらサーシャに語り掛けるデスラー総統。
このシーンは「ヤマトⅢ」第16話「デスラーの祝日」でガルマン星の双子星を見ながら雪や古代と語り合ったシーンのオマージュだと思われますが、あえて双子星を前にして「母の名」と話していることから、オリジナル同様、デスラー総統はこの双子星に「スターシャ」の名前を与えていることは間違いなさそうです。
勿論、イスカンダルの真実を知っている以上、イスカンダルに対しては複雑な感情を抱いているでしょうが、それとは関係なくスターシャに対してはデスラー総統がいまなお深い敬意と愛を抱いていることが読み取れます。
また、気になるのはこのデスラー総統の言葉に対するサーシャの切り返し。
もちろん、過度な他者からの期待に対して、その責任の重みに耐えきれず「無理」と、拒絶するというのはそこまで不思議な事ではありませんが、サーシャの口から零れたのは「資格が無い」というセリフ。
何故サーシャは自分のことを「資格がない」と考えているのか、その点に関しては今後の物語の大きな伏線になっていそうです。

サーシャの映像について


先のデスラー総統に対する態度や表情とは一転して無邪気な笑顔で撮影されているサーシャ。
この映像が再生されているのがメディックと思われる場所であり、さらに京塚さんがアングルのポーズをしていることからこの映像の撮影者はやはり京塚さんでしょうか?
オリジナル版では古代以外との人間関係はあまり描かれなかったサーシャですが、3199では同世代の同性ということで、京塚さんとは友人関係になるとかの展開もあるのかもしれませんね。
ただこの撮影自体は単なる記念撮影というよりも、サーシャの調査を目的としたものという側面があり、メディックで再生されているのも、(恐らくはメディックに保管されているであろう)幼女サーシャの記録と照合している可能性が高いです。
2週間前は幼女だったものが、次に再会した時は17歳前後の姿になっていたとしたら「本当に本人?」と思って、調べるのはまあ当然といえば当然ですね(苦笑)
ちなみに、本予告での土門の発言から察するに、一番そのことを疑っているのは古代本人であるように思われます。
恐らくそのことが第4章における古代とサーシャの間に溝を作ってしまい、サーシャを信用するかどうかの話に発展していくのではないでしょうか?

反射衛星砲の再登場とヤマトの参戦


まさかの反射衛星砲再登場!
確かに「ヤマトⅢ」においてもダゴン将軍がヤマトを攻撃する兵器として使用していましたが、まさかガルマン本星の防衛用兵器として再登場するとは思いませんでした。
ただ考えてみれば死角なく敵艦を攻撃できる反射衛星砲は某防御兵器としては非常に理想的。
本星を守る防御兵器として配備されているのは自然な流れかもしれません。
ただリメイク世界においては、シュルツが防御兵器として活用することを思いつくまでは、反射衛星砲はそこまで価値がある兵器とは思われていなかった節があります。
恐らくは冥王星基地での戦闘の記録を見て、防御兵器としての反射衛星砲が初めて注目されたものと思われます。
その意味では2199における冥王星基地でのシュルツの戦いは決して無駄ではなかったといえますね。

またラム大公指揮するバース星艦隊に対してガルマン・ガミラスが総力を挙げて迎撃に出ることは特報2で判明していましたが、この戦いに大和もガッツリ参戦するとは予想外でした。
というのも地球とボラーはまだ正式な交戦関係にはないので、もしヤマトがガルマン・ガミラス艦隊に協力して参戦するとなると、地球とボラーとの全面衝突の理由になりかねません。
そう考えるとこのヤマトの参戦は軽率な行為といえるかもしれませんが、ヤマトからしてみれば、デザリアムの軍門に下った地球よりも、自分たちを保護してくれたガルマン・ガミラス、という気持ちなのかもしれませんね。
もっとも、ボラーからしてみれば、ウラリアを危険視し、そのウラリアと地球が手を結んでいると判断した以上、すでに地球との全面戦争は覚悟しているでしょうから、この戦いにヤマトが参戦しようがほとんど影響はないのかもしれませんね(苦笑)

すこし長くなりましたので、残りの3つは次回取り上げます。

コメント

  1. しょう@s2y0o0o7 より:

    どうもこんにちは。しょうです。
    「資格がない」というのはなぜなのか。これは自分を卑下するというよりはイスカンダル王族の呪縛から逃れたい、という気持ちなのかもしれません。
    サーシャに関しては真田さんと佐渡先生がコッソリDNA鑑定くらいはしてそうですね。
    地球とボラーは既に国境紛争(ボラー側戦艦9隻撃沈)を行っていますし、開戦は時間の問題でしょうね。

    • yamasiro2202 より:

      しょう様、コメントをありがとうございます。
      「お母様のようにはなれない」とかの反応ならば、過度な期待に対する拒絶として納得できるのですが、「資格がない」というと、そもそもイスカンダル王族であることそのものを否定する(ただし、理由としては自分はイスカンダル王族にふさわしくないと考えている)ようで、多少違和感があるんですよね。
      このあたりは恐らく今後重要な伏線として描かれるのではと思っています。
      なお、ボラーとの開戦については、デザリアムの攻撃でボラー艦が撃沈された時点で誰も「ヤバい」と思っていないのが怖いですね。
      それだけデザリアムの力を過信していると言えますが、正直、ガトランティス戦役のダメージが回復してない地球はボラーとの開戦はリスクが大きいんですよね(その意味では、2205でガルマン・ガミラスとの同盟を切ろうとした地球は、納得はできます。)

      • しょう@s2y0o0o7 より:

        返信ありがとうございます。
        第2章の国境紛争の時点でボラー連邦は地球連邦を脅威として認識したと思われますので、おそらく次は辺境巡視艦隊程度ではなくしっかりとした練度の艦隊を差し向けるか、さもなくば惑星破壊ミサイルの飽和攻撃で地球ごと殲滅するか。
        ボラーとの全面戦争はあまりにも危険ですね。
        デザリアムが国連旗を掲げている以上地球としてはもはや言い逃れのしようもないかも。

        • yamasiro2202 より:

          しょう様、ご返信ありがとうございます!
          正直、地球はボラーを甘く見ている感がありますね。
          まあ接触して間もない国家で、情報もあまりないから仕方がないかもしれませんが、この代償は作中内で支払わされそうな予感がします(汗)

  2. てっちゃん より:

     初めまして、ヤマトクルー歴50年のおじおじです。私的には、パーティー襲撃はデザリアムの自作自演で、南部の声色までして反抗勢力の孤立化を図ったのではないかと(実際現代の某国のやりそうな手ですし…)。因みに時系列だと、デザリアム侵攻からパーティーまでどのぐらい経っているのですか?サーシャとの再会は2週間ですが、地球のデザリアム化の浸透速度はいかほどなのか気になっています。

    • yamasiro2202 より:

      てっちゃん様、初めまして!コメントをありがとうございます!
      時間の経過は詳しい言及がないので(少なくとも第3章まで)何とも言えませんが、どんなに経過していても精々1か月程度ではないかと思われます。
      もしかしたら4章においてさらに詳しい時間経過が語られるかもしれませんが。
      パーティー襲撃に関しては今のところ半々というでしょうね。
      デザリアムの自作自演という可能性もありますが、北野兄によって煽られて暴発してしまうという路線もありそうです。
      何かと好き勝手に書いている当ブログではありますが、今後ともよろしくお願いいたします。

      • てっちゃん より:

         返信ありがとうございます。残念ながら私の周りにヤマト話が出来る仲間が皆無でこうやって意見交換が出来ることに感謝します。今後もよろしくお願いいたします。

        • yamasiro2202 より:

          てっちゃん様、わざわざのお返事ありがとうございます。
          私自身も周辺にヤマトファンはあまりいらっしゃらないので、こうしてブログを通じて他のヤマトファンの方々と交流できるのは本当に嬉しいです
          これからもよろしくお願いいたします。