【第4章予想】特報から推理する第4章のストーリー

皆さま今晩は!
もうこのブログに来るほとんどの方がご存知のことと思われますが、先週金曜日である7月18日に第4章の特報第2弾が公開されました♪

■『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第四章 水色の乙女』特報2

第2弾特報については私自身期待はしていたものの状況的に3199関連は8月までは動きが無いと予想ていただけにこれは嬉しいサプライズでした。
今回の特報も30秒という短さでしたが、中々に情報量が多く、10月の本公開を期待させるものでしたね。
特に特報第一弾でちらりと顔見せしたラム艦長の詳細やバックボーンが判明したのがよかったです。
彼についてはこの特報第2弾で出てきた情報だけでも色々考察できるものがありましたので、また別の機会に記事にしてみたいと思います。

今回はせっかくですので、公開された2つの特報と公式サイトに掲載されている第4章のあらすじを元に、第4章の物語をズバリ予想してみます。
もちろん、あらすじに掲載されていない事は私の勝手な妄想という事になりますが、あくまでも一ファンの予想という事で気楽に読んでいただければ幸いです。

第4章の主な流れ

まず大前提として、公式で公開されている第4章のあらすじは、前半部分(11話・12話)のものであると思われます。
というのも、第3章でも上映開始されるまで公開されていたあらすじは下記のように第3章の前半(7話・8話)のストーリーをまとめたものになっておりました。

そのうえで、PVで公開されたシーンを照らし合わせると、第4章の流れはおおよそ次のようになるのではないかと思われます。

11話:ヤマトside

【主なイベント】
・ヤマト、ガルマン・ガミラス首都に到着
・デスラー総統との謁見&サーシャとの再会
・ラム艦隊の奇襲
・ヤマトの波動砲が惑星破壊ミサイルの破壊に成功し、ガルマン・ガミラス首都を救う

特報第2弾でメインを張っていたラム艦長ですが、おそらくメインで活躍するのは次回の11話のみであり、その後はガルマン・ガミラスの捕虜としてヤマトへの情報提供役に徹することになるのではないかと予想しています。
オリジナル版と比べると見せ場は間違いなく減っていますが、オリジナルのように登場数話で戦死して退場せず、生存ルートが開けたことはある意味救済と言えるでしょう。
また今回の特報で明らかになった彼の身分を考えると、ベムラーゼに代わってボラーの元首になる可能性もあるかも。
その場合は、ヤマトを軸として対デザリアムを目的としたガルマン・ガミラスとボラー連邦の軍事同盟が結ばれ、オリジナル版ではありえなかったガルマン・ガミラス艦隊とボラー艦隊の共闘が3199後半に描かれるかもしれませんね。

■12話:地球side

【主なイベント】
・古代が捕虜になったラムから「ウラリア」のことを聞く
・ガルマン・ガミラスのドックでヤマトの修理及び追加装備の設置が行われる
・デザリアムの地球乗っ取り計画がほぼ最終段階に
・デザリアムの政治宣伝の一環としてアルフォンと共にパーティーに出る雪
・地球上の反デザリアム派が一斉排除、拠点となっていた揚羽美術館の喪失をもって抵抗勢力はほぼ一掃される

恐らくこの12話ではヤマトSideはAパートの序盤に描かれるだけで、その後すぐに地球での雪たち地球残留派がメインの物語になると思われます。
その地球では、デザリアムによる地球の事実上の支配はほぼ完成、その象徴として「生きた英雄の一人である森雪がデザリアムに協力している」という光景が描かれるのではないでしょうか?
その一方で、いよいよ苦しい状況に追い込まれるのが、旧ヤマトクルーを中心とした反デザリアムの抵抗組織。
デザリアムの巧みな宣伝と融和政策により、この抵抗組織は世論の支持を得られるどころか、むしろ「地球とデザリアムの友好を乱す敵」として排斥の対象となり、いよいよデザリアムに対して懐疑的な大統領や藤堂長官らは失脚及び拘束、抵抗組織のメンバー達も捕縛されていく流れになるのではないかと予想されます。
また、この反デザリアム派の排除で暗躍することになるのが、おそらく藤堂信乃と北野艦長。
第3章のラストで反デザリアムの抵抗組織に対し、北野艦長を使った策を発動しようとしているところが描かれていましたが、おそらくは反デザリアム派の同志と思われている北野艦長に地下にもぐっている反デザリアム派勢力と接触させ、彼らが集まっている拠点を突き止めようとしているのではないでしょうか。
その結果、反デザリアム派の拠点となっていた揚羽美術館が失われ、地球に残っていたデザリアムへの抵抗組織は事実上壊滅することになると思われます。

ちなみに、今回の特報で描かれた揚羽美術館の爆発(特報の施設に描かれていた屋根のドームが設定画の揚羽美術館のそれと一致したので、爆発しているのは揚羽美術館と特定)については、デザリアム(地球の親デザリアム派も含む)による反デザリアム派の一掃を目的とした破壊工作なのか、それとも、反デザリアム派のメンバーによる自爆なのかは判断が難しいところ。

ただ、オリジナルの「永遠に」を踏まえると、古代守が藤堂長官らを逃すために自爆したように、反デザリアム派の誰かが他のメンバーを逃がすために自爆するという展開はありそうです。
この場合は、第3章の描写的に星名夫妻がその役割を担いそうな気がしています。
いずれにしてもこの12話では、地球でのデザリアムの勝利が確定するところで終わりそうですね。

13話:ヤマトside

主なイベント】
・ヤマトへの改装が終了し、自力での次元潜航が可能になった新装備が追加。
・未知のエネルギーの調査のために、護衛の次元潜航艇と共に再びカデンザ恒星系に向かう。
・そのヤマトの動きに対して全力で阻止に動くデザリアム
・ゴルバのキャプチャー・フィールドでヤマトの捕獲を試みるデザリアム
・次元断層での戦いとヤマトの勝利

再び物語は地球からガルマン・ガミラスのヤマトに戻ります。
今年5月8日に東京の新宿ピカデリーで行われた「ヤマトーク【メカデザイン篇】」で、ヤマトにさらなる改造が施されるという情報がありましたが、おそらくその改造とは、次元潜航能力の付与ではないかと思われます。
このように考える理由として、デザリアムの運用しているタイゲタ級大型輸送艦に次元潜航能力が付与されていたこと、さらに2章でランベルが「波動エンジンでは本星にたどり着けない」という趣旨の発言をしていたことから、デザリアムの本星に行くには次元を超える能力が不可欠なのだと思われます。
恐らくはラムから得たウラリアの情報から、最低でも次元断層に行く能力が必要であることに(恐らく真田さんが)気づき、ガルマン・ガミラスの協力を得てヤマトにその能力を付与することに成功するのではないでしょうか。
そして試験航海を兼ねてヤマトは前章で確認された未知のエネルギーを調査するために再びカデンザ恒星系に向かう流れになるのではないかと思われます。

一方、そのヤマトの動きに気が付いたデザリアムは、本星到着の可能性が出てきたことに焦り、本気でヤマトの阻止に動くのではないでしょうか?
具体的な動きとしては、ランベルにヤマトの阻止を命じる一方で、地球を包囲していたゴルバも派遣して、ヤマトの捕獲に出るのだと思われます。
実際、第4章特報では2205でゴルバが運用していた「キャプチャーフィールド」が確認でき、ヤマトがゴルバ型要塞と交戦することは間違いないと思われます。

映像内ではヤマトは完全に「キャプチャーフィールド」にからめとられており、ここから脱出することは難しそうですが、古代がコスモハウンドで別行動をとっているようなので、もしかしたら古代の機転(作戦?)によりヤマトはこの危機から脱出に成功し、この功績により13話のラストで古代がヤマト艦長に復帰する展開になるのかもしれませんね。

ちなみにこの13話が第4章での戦闘エピソード担当になると思われますが、(2199の第4章も戦闘エピソード担当であり、しかもその内容が次元潜航艦との戦いであったのは偶然なのか、狙ったのか・・・?
いずれにしてもこのエピソードでヤマト対策に地球に配備していたゴルバを移動させたことが次のエピソードに大きく関わってくると予想します。

14話:地球side

主なイベント】
・雪がアルフォン邸を出て反デザリアムの残党グループに合流。
・地球を包囲していたゴルバの数が減った事をきっかけに決起
・アスカやヒュウガを奪って地球から脱出

この14話は12話の対になる物語で、
・親デザリアム派の真意
・南部会長の真意
・雪がパーティ―に参加していた理由
といったデザリアム関連以外の地球篇の謎が一気に明らかになる回ではないかと思われまず。

このうち、親デザリアム派の真意については情報不足なので何とも言えませんが、少なくとも南部会長はデザリアムに対して面従腹背をしていただけであり、自分が持っているすべての情報を渡すためにアルフォン邸にいた雪に密かに連絡を取り(もともと南部財閥所有の施設だったのでメンテナンス業者を介して雪にメッセージを送ることくらいは容易なはず)、パーティ―会場で雪に情報の詰まったメモリーカーなどを渡す手筈になっていたのではないでしょうか?
そう考えると、雪が敵であるアルフォンに寄り添ってでもパーティ―に参加しなければならなかった理由としては非常に納得できるものがあります。
そして、その情報を12話の時点で無事に確保したことにより、雪自身にもアルフォン邸(というより地球)に留まる理由がなくなり、ヤマト(というより古代君)との合流を考えて動き出すのではないでしょうか。

展開としては、雪は南部や相原、太田といった逃走に成功していた反デザリアム派のグループとの合流に成功し、南部財閥がひそかに用意していた武装で地球防衛艦隊の軍港を襲撃、停泊中のアスカとヒュウガを含む数隻の艦艇を奪て地球から脱出するという流れになると予想しています。
これらは一見すると無茶な行動に思えるかもしれませんが、

①12話での反デザリアム派掃討作戦の成功でデザリアムサイドも油断している
②わき目もふらず地球から逃走するという選択肢がそもそも予想外
③襲撃場所がデザリアムにとって中枢とはいいがたい場所なので、警戒が甘め
④南部財閥のバックアップがある

といった要因を考えるとこの奇襲作戦の成功率は意外に高めであると思われます
特に「逃げる」という選択肢は、「方舟」において古代が選択した時に周囲から驚かれていました。
デザリアムサイドも反デザリアム派の残党による中枢部への襲撃などは予想し警戒している可能性がありますが、「艦を奪って地球から逃げる」というのは完全に予想外である可能性が高いです。
また、前話でヤマト捕縛のために地球を包囲していたゴルバを(全部ではないにせよ)派遣していたとするならば、その分、地球の包囲に穴が開いていることになり、雪たちからすればまさにこのタイミングが地球を脱出できる唯一の機会でもあります。
個人的には第1章発売前に発売された全章前売り券のイラストは、まさにこの雪地球脱出をイメージしたものではないかと予想しています。

なお、このイラストにはヤマトが描かれていますが、第1章の特製スリーブも、グランドリバース迎撃作戦に参加していないはずのヤマトが描かれていましたので、ヤマトの存在は無視して良いと思います。
そう考えると、アスカとヒュウガに旧ヤマト組、パトロール艦に大統領や藤堂長官、芹沢さんら政府関係者、ドレッドノート級に銀河組(?)、周囲の無人戦闘艦は、包囲網の強行突破のために南部財閥による遠隔操作によるものと、このシーンを描いたものと見ると、非常に納得できる艦が描かれています。

特報第1弾で南部が「さようなら、売国奴の皆さん」というセリフを発言していますが、これは脱出に成功した際に地球に向けて発する(状況的に父親を見殺しにすることになるのですごい冷ややかな声になった)ものなのかもしれませんね。

第4章は航路図を入手する物語

私が予想しますにこの第4章は簡単に言えば「航路図」を入手する章になると思います。

正直、これまでの章は古代たちも、地球に残留することになった雪たちも何が正しく、何が嘘かも分からな状況の中でその時々のアクションに合わせて場当たり的に選択し、行動していただけでした。
言ってしまえば、目的地も漠然としている中で航路図も持たずに航海を始めてしまったようなものです(これは好きでそうなったわけではありませんが)

しかし今章で初めて必要な正しい情報を入手できたことで、こついに自分たちが行くべき目的地とそのための航路を確信をもって決められるのではないでしょうか。
だからこそ古代たちはヤマトを改造し、大幅なロスタイムになるかもしれない覚悟でカデンザ恒星系の未知のエネルギーの調査に向かうことにし、一方の雪たちも地球から脱出して古代たちと合流するという選択を取ることになるのではないかと思われます。

一部のファンから話の展開が遅いと言われている3199ですが、ある意味でこの第4章をもって本当のヤマトの航海が始まるといえるかもしれません。
第5章からはこれまでの遅れを取り戻すように一気に話が進みそうですね。

コメント

  1. papirio より:

    いつも、楽しく見させていただいております。
    第三章では「群青のアステロイド」で青色巨星の周囲のアステロイドでの戦闘がありました。
    今回は「水色の乙女」ですが、サーシャがどのように関わってくるのかが楽しみです。旧作みたいに超能力を持っているのでしょうか

  2. しょう@s2y0o0o7 より:

    どうもこんにちは。しょうでございます。
    今回の特報で個人的に一番驚いたのが、ラム艦長(提督?)がバースの大公であったことですね。
    ボラーは永久管理機構とか無機的な名称から官僚的寡頭制(テクノクラシー?)と思われますが、バースは自国の君主である大公を維持しているんですね。
    「ウラリアの魔女」、これの正体も少しずつ明らかになるんでしょうね。
    地球組に関してはグラディエイター級がまた登場するようですから脱出組の護衛かな。