皆様今晩は!
11月に入ってから非常に忙しくなかなかまとまった時間が取れません(汗)
おそらく更新頻度は先月より落ちると思いますが、可能な限り更新してゆきたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願い致します。
さて、今回は10月末に届いた「ヤマトマガジンVol.15」に掲載されていた脚本家の岡秀樹さんのインタビュー記事に基づいて軽く次回作「REBEL3199」について予想してみたいと思います。
若干「ヤマトマガジンVol.15」のネタバレが入っておりますので、ネタバレが嫌な方は回避をお願い致します。
岡さんの「2時間だからこそできたこと」の真意とは?
今回の「ヤマトマガジンVol.15」では次回作「REBEL3199」のベースになる「ヤマトよ永遠に」と「ヤマトⅢ」の特集がメインであり、「REBEL3199」そのものについての情報はあまり掲載されていませんでした。
岡さんのインタビュー記事もやはりこの2作品に関する感想や分析が主な内容となっていましたが、ただその一方で、その発言の中に「REBEL3199」の伏線になっているのではないかと思える節をいくつか感じることがありました(単に私の考えすぎかもしれませんが・・・)
中でも特に気になったのは「引き離される古代と雪は2時間ちょっとで全部見せ切りますという前提だからこそできた超大技」と表現していることです。
これは逆に言えば、全7章で制作される予定の「REBEL3199」でも古代と雪は2時間以上(4話程度)離れ離れになる事はないということなのではないでしょうか?
勿論、「REBEL3199」の全体の構成は福井さんであり、岡さんは福井さんの構想に基づいて決められた範囲のシナリオを描くという関係である以上、福井さんの構想ではもっと長い期間離れ離れになるという可能性は十分にあります。
ただ岡さんがあえて「2時間ちょっとで全部見せ切りますという前提だからこそできた超大技」と表現している以上、「REBEL3199」でその大前提が崩されるというのも非常に違和感があります。
個人的には第1章で古代と雪は離れ離れになるものの、第2章のラストあたりで2人は無事再会し、行動を共にすることになるのではないかと考えています。
このように考える理由はメタ的なものですがいくつかあります。
まず1つは地球篇と宇宙篇のバランスの悪さです。
10月に福山で行われたヤマトイベントで流されたメッセージ動画で福井さんは「REBEL3199」は雪を主体とする「地球篇」と古代たちを主体とする「宇宙篇」の同時進行で物語は進んでいくという趣旨の発言していました。
この構成は旧「ヤマトよ永遠に」と同じものであり、リメイクである「REBEL3199」で採用されてもそこまでおかしくはありません。
しかし、旧「ヤマトよ永遠に」では「地球篇」と「宇宙篇」のボリュームはほぼ同じ程度であったのに対し、「REBEL3199」では「ヤマトⅢ」のイベントがある事で圧倒的に宇宙篇の比率の方が多くなってしまいます。
つまり、この場合だとヤマトシリーズのメインヒロインである雪の出番が大幅に削られることになり、商業的にあまり歓迎されないのではないでしょうか(実際、劇場グッズにおける雪グッズの売れ行きは非常に高いものがあるので、出番の現象はあまり歓迎されないのではないか)
第2に雪が残留したままだと、2205で登場したアスカの出番がほぼ出番が無くなるということです。
プラモの販売を担っているバンダイさんからしてみれば新規金具でわざわざ1/1000「アスカ」を出した以上、「REBEL3199」にも続投してもらって販売促進につなげたいと考えているのが妥当でしょう。
ところが艦長である雪が地球に残留していまうと、それに伴いアスカの出番も削られてしまう可能性が高いので、なるべく早く雪も宇宙に行ってほしいと願われるのではないか。
バンダイさんもリメイクヤマトの重要なスポンサーである以上、そのような要望は露骨に無視することはできないと思うので、「REBEL3199」での雪とアスカの早期復帰は十分にあるのではないでしょうか。
以上のことを踏まえて私は「REBEL3199」の内容は次のようになるのではないかと考えています。
個人的に考える「REBEL3199」の流れ
あくまで私の勝手な予想ですが、「REBEL3199」全7章は次のような3つの大きなパートに分かれるのではないかと考えています
第1部:地球奪還篇(第1章~第3章)
地球がデザリアムに占領、古代と雪の別れ(1章)
宇宙に逃れた古代たちはヤマトで地球残存艦隊と合流、一方、地球雪もレジスタンスに合流し反撃の準備が進む(2章)
ヤマトの攻撃に合わせて地球のレジスタンスも蜂起、地球からデザリアム勢力を駆逐する(3章)
第2部:銀河大戦篇(第4章~第5章)
デザリアムの地球侵攻は陽動であったことが判明
地球奪還のためにガルマン・ガミラスの援軍に派遣されていた地球艦隊が帰還した隙にボラーが大攻勢をかけ、ガルマン・ガミラスは滅亡寸前に
第65護衛隊を基幹戦力にした救援艦隊が天の川銀河中心部に派遣される(4章)
救援艦隊の協力でガルマン星防衛に成功するガルマン・ガミラス
その戦いの最中、ボラーやデザリアムの背後に存在する黒幕の存在に古代たちは気づく(5章)
第3部:最終決戦篇(第6章~第7章)
黒幕の本拠地でのネタバレと最終決戦
基本的に第1部は「ヤマトよ永遠に」の地球篇がベース、第2部は「ヤマトⅢ」がベース、そして第3部は「ヤマトよ永遠に」の宇宙篇がベースとなっています。
「REBEL3199」は「ヤマトよ永遠に」と「ヤマトⅢ」の2作品をリメイク作品と発表されてはいましたが、正直その構成をどうするのかと不思議に思っていました。
しかしこのような展開ならばごく自然に両作品のリメイクをすることが可能です
そして、同時にこの展開ならば、雪と古代の再会は第1部のラストということになるので、そこまで長時間離れ離れにならずにすみ、雪は第2部以降からはアスカ艦長としての復帰もできます。
これは現時点ではあくまで私の勝手な妄想ですが、様々な事情を考慮するとこのような流れになる可能性は十分高いと考えています。
ちなみに、「ヤマトよ永遠に」でも屈指の人気キャラであるあの人は、「REBEL3199」でも登場する事が確定していますが、恐らく第1部のラストで地球から脱出に成功、だい3部で再び古代や雪の前に立ちふさがる・・・という感じになるのではないかと予想しています。
以上が私の予想する「REBEL3199」の大まかなプロットです。
今作は「ヤマトよ永遠に」と「ヤマトⅢ」という2つの作品を同時にリメイクするという内容だけに色々な可能性が考えられますので、どのような物語になるのか本当に楽しみです。
現在公式からほとんど情報が出ていない状況ですが、新しい情報が出たらまたしっかり考察してゆきたいと思っています。
少なくとも年内には特報くらい公開されて欲しいものですね。