皆様、おはようございます!
先週の金曜日(4月18日)より、「第三章 群青のアステロイド」の2週目上映スタート!
Tジョイ博多においては第2章は2週目でいきなり「1日1回上映」となってしまいましたが、3章は「1日2回上映」と1週目よりは上映回数は減ったものの、複数上映を維持しており、少なくとも2章よりは客入りは良さそうです。
実際、私も先週土曜日に2週目の乗艦をしてきましたが、(土曜日ということもあったでしょうが)席は空席の方が少なく、体感的に2章時よりも集客に成功していると感じました。
この調子で4週目まで完走し、ぜひ10月の4章公開時には、今回ほとんどなかったコラボなどが行われるようになって欲しいものですね。
さて、今回は前回に引き続き11日にアップされた『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第四章 水色の乙女』特報の考察です。
第2弾で取り上げたいのは「バース星攻防戦」についてです。
なお、今回も現在公開中の「第3章」のネタバレが含まれていますので、ネタバレが嫌な方は回避をお願いいたします。

バース星に侵攻するのは地球艦隊?
第1章公開前に公式からアップされた初期設定資料においてその存在が示唆されていた「ヤマトⅢ」序盤の名わき役、ラム艦長がついに登場!
「3199」は「ヤマトよ永遠に」をベースにしていることもあり、「ヤマトⅢ」のキャラがどのように関わってくるか気になっていましたが、特報での「バースの大地は必ず守る」というセリフから判断する限り、今作でも「ヤマトⅢ」での「バス―星守備艦隊旗艦艦長」という基本ポジションは踏襲されるようです。
また、特報では出撃するバース星守備艦隊と思われるカットがありますが、その中に赤く塗装された艦が確認できます。
ほぼ間違いなくこの艦が「ヤマトⅢ」にも登場したラム艦長の乗艦「ラジェンドラ号」だと思われますが、ほとんどそのままなのが個人的にはちょっと嬉しいですね。
さて、このように4章で登場することが確定したラム艦長とバース星守備艦隊ですが、気になるのはその相手。
オリジナルである「ヤマトⅢ」ではダゴン将軍率いるガルマン・ガミラスの艦隊と交戦していましたが、「3199」においても交戦相手がガルマン・ガミラスの艦隊になるのか、私としてはちょっと疑っています。
というのも、公式で公開された資料を読む限り、「ガルマン・ガミラス帝国」はやはり2205での出来事で大きく国力を落としており、現在はボラーの攻勢に耐えるのが精一杯という状況が続いているようです。
そのような中で果たして「ヤマトⅢ」のようにバース星へ攻め込むだけの余力が彼らにあるのか?
もちろん、防衛戦を行いながらも時間をかけて準備を進めていた艦隊でついに反抗作戦に出たという可能性もありますが、このバース星の位置が「ヤマトⅢ」と同じ太陽系よりの辺境にあるならば、虎の子の艦隊を繰り出してまで侵攻するには(少なくともガルマン・ガミラスから見れば)戦略的価値が低い気がします。
あくまでバース星の設定が、「ヤマトⅢ」でのものと同じであるなることが大前提ですが、私としては第4章でこのバース星守備艦隊が交戦するのは、ガルマン・ガミラスの艦隊ではなくデザリアム&地球の艦隊ではないかと予想しています。
地球がバース星に侵攻する理由
地球がなぜバース星に侵攻するかについては、理由は2つあります
まず1つは繰り返し領海侵犯してくるボラー艦隊の排除です。
ガルマン・ガミラスと同盟を結んでいる地球に対し、ボラー連邦は(恐らくはいやがらせ目的で)艦隊による領海侵犯を繰り返していましたが、おそらくその艦隊の出撃拠点となっているのがこのバース星なのではないかと思われます。
領海侵犯を繰り返していたボラー艦隊そのものは第2章でグロデーズの無限ベータ砲でほぼ壊滅し、再起不能に追いやられていましたが、増援を受ければまた侵攻してくる可能性があるため、出撃拠点そのものを攻撃・占拠してしまおうと考えるのはごく自然な判断です。
また現在の大統領がボラーに対して弱気であったことから、地球市民の支持が低下してることに目をつけ、逆にバース星の占領というボラー連邦に対する軍事的大成功をおさめる事でデザリアムと親デザリアム派の支持率を爆上げし、その支持を背景に何かとデザリアムに反抗的な大統領を失脚させることもこのバース星新規王の隠された糸として存在しているのではないかと思われます。
もう1つは、おそらくこちらが本命でしょうが、銀河系中心部にあるとされる次元結節点と地球を結ぶ航路を確保することです。
この次元結節点と地球を結ぶ最短ルートはボラー連邦の勢力圏を通ることになるため、ボラーと敵対関係にある地球がこのルートを使うことは、現時点ではほぼ不可能です。
実際、次元結節点に向かうヤマトも、この理由のためにガルマン・ガミラスの勢力圏から遠回りする裏道を使うことになった事が第3章で語られています。
そして、地球に駐屯でしているデザリアムから見ると、この状態は本国との連絡線が途切れているのに等しいため、彼らからすればなるべく早く本国との連絡線を復活させたいと考えるのは自然です。
そのため、その第一歩として、銀河系中心部への入り口となるバース星への侵攻を第4章で実行するのではないでしょうか。
ちなみに地球艦隊がバース星に侵攻すると考える最大の根拠は、メタ的な話になりますが、第3章でついに登場した「アリゾナ」が「今後活躍する」と明言されていることです。
恐らくはアリゾナをはじめとする護衛戦艦は親デザリアム派の戦力として運用され、バース星侵攻戦等でボラー艦隊などを相手に無双する、という形で活躍が描かれるのではないか。
これならば、のちにアリゾナ達がボラーの攻撃で撃破されるというオリジナルでの最期も回収できるうえ、対ボラー戦争の序盤の勝利で支持を勝ち取った親デザリアム派が、本気になったボラーの反撃で敗北してゆき、地球市民の支持をどんどん失っていくという感じで、今後の物語に絡めやすいのではないかと思います。
何故地球はボラーと開戦するのか
ただここで一つ問題となるのは、地球がボラーと開戦する理由です。
デザリアム史においても地球はボラーと開戦していますが、それはガルマン・ガミラス帝国と同盟を結んでいたことが理由となっており、第3章でガルマン・ガミラスと事実上の絶縁状態になったこの世界の地球にはボラーと開戦する理由がありません
また地球市民のボラーに対する感情は「ウザイ寄りの無関心」で、度々領海侵犯してくることにうざくは感じていますが、その一方で、開戦を選択するほどボラーへの感情が悪いわけではありません。
むしろ、第2章でグロデーズがボラー艦隊を叩きのめしたことにより、地球市民のボラーに対するうっぷんはガス抜きされており、ここからボラーとの開戦に世論を誘導するのは通常では困難です。
ではどうするのか?
ここからは私の完全な予想になりますが、デザリアム史にある「恒星間弾道弾により南半球壊滅」を前倒しすることで、第3章でガミラス人のテロを装った偽旗作戦で地球市民の反ガミラス人感情を煽ったように、今度はこの攻撃をボラーによるものとして地球市民への反ボラー感情を煽り、一気にボラーへの開戦に踏み切るのではないか。
ちなみに、この「恒星間弾道弾の攻撃」が本当にボラーからの攻撃かは分かりません。
第3章でのテロのように、今回もデザリアムによる偽旗作戦である可能性はありますし、あるいは、第2章で艦隊を壊滅させられたことに危機感を抱いたベムラーゼが地球への恒星間弾道弾の攻撃を本当に命じる可能性があります。
この場合、デザリアムと地球の親デザリアム派は意図的に見逃す展開になると思われます。
いずれにせよ、この攻撃自体はデザリアムの計画の内という流れにはなりそうです。
実際、特報においても、苦々しい表情を浮かべている信乃と話をしているカザンのシーンがあります
恐らくは南半球を犠牲にしたことに流石に疑問を感じている信乃に対して、「(この攻撃は必要な歴史的出来事として)繰り返す必要があったのです」と告げているのではないかと思われます。
ことことから、地球に対するボラーの攻撃に何らかの形でデザリアムと親デザリアム派が関わっていることは間違いないと思われます。
第4章のキャッチは「その一撃が世界を狂わせる」ですが、ここでの「一撃」とは「地球への恒星間弾道弾の攻撃」を指しているのかもしれませんね。
コメント
わたしが思うにラム艦長もラム艦隊(ボラー)も画面も、画面右から左へと進んでいる事から、対地球及びデザリアム艦隊では無さそうですね。
この描写だけではなんともいえませんが。しかし、これは対ガルマンが撃ち放った惑星破壊ミサイル及びミサイルの護衛隊(ミサイルを空母に見立てた打撃群艦隊)くらいの勢力部隊と思う。
艦艇数がボラー連邦に比べ圧倒的に少ないのであるならば、量より質でといった感じで、同盟である地球を護衛するにはバース星攻略は不可欠な宙域とガルマンからみれば勢力圏内にしておきたいと考えるのが妥当だと思う。
だが、ヤマトは、古代はガルマンの勢力圏にするのは良いが、星を惑星を破壊する事に反対でこれを阻止する事に・・・
まぁ。この阻止する一撃で歴史は変わる。
ガルマンガミラスの大半は地球を同盟とはみないに変わり、惑星破壊ミサイルの第二射目が発射される。
デザリアムにしてみれば『ニヤリ。』なのだが、デザリアムから地球人に対する扱いが雑と言うか締め付けがキツくなりつつ有り、親デザリアム派は板挟み状態かなと。
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