皆様、今晩は!
今回は前々回に引き続き、先週の金曜日に公開された「『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第四章 水色の乙女』 冒頭7分映像」の簡単なレビューと考察をしてみたいと思います。
前回同様、ネタバレ満載ですので、ネタバレが嫌な方はここで回避をお願いいたします!
■『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第四章 水色の乙女』 冒頭7分映像(Youtubeへのリンク)
ガルマン・ガミラス本星に到着するヤマト
3章のラストでガルマン・ガミラス本星へ招待されたヤマトは、無事本星に到着し、バーガー艦隊の出迎えを受ける事に。
前章に引き続き、バーガー再登場(特報などで再登場自体は判明していましたが・・・)!
ヤマトとすれ違うランベアや、発行信号の「古き戦友の到来を心より歓迎する」は、「星巡る方舟」や「2205」といった過去作品での積み重ねを思い起こさせてくれて、胸に来るものがありますね。
リメイクシリーズではデスラー総統以上に古代との関係が深いバーガーですので、できれば2205後章のように直接、古代と再会し、会話などをするシーンを期待したいところ。
また、恐らく次章で描かれることになるであろう中間基地(仮)攻略戦は、バーガー艦隊の支援を受けるみたいな展開になっても良いかもしれませんね。
一方で、ヤマトの水先案内を務めたデウスーラ3世は、すぐに戦列に復帰することになった事からガルマン・ガミラスが戦時下にあることが山南さんによって語られました。
実際、デウスーラ三世は切り札というべきデスラー砲を搭載した数少ない艦ですから、2205で国力の大半を失ったガルマン・ガミラスにとって、この艦を遊ばしておく余裕はないのでしょうね。
加えて、この艦は元々、地球から戻ってくるガミラス住民を乗せた輸送船団護衛のために派遣されており、直前に未知の透明戦艦(グロデーズ)からの攻撃を受けたことを考えると、再度の襲撃の可能性があることを考えて、すぐに本来の任務に戻らなければならなかったという事情もあったのかもしれませんね。
メルダの再登場と厳しい表情の古代
戦列に戻るデウスーラ三世から水先案内の任務を引き継いだのはメルダ。
もはや親友といっても良いメルダの姿に、いつになく優しい表情を浮かべる玲。
玲のこういう表情は珍しいですね。
2199の頃では想像もできないこのような大人の表情を浮かべる事ができるようになったということから、玲も内心が成熟した大人の女性になっている事を感じさせます。
ところで、ガルマン・ガミラスでメルダはどういうポジションに就いているのでしょうか?
正直、彼女の豊富な戦歴やガルマン・ガミラスの人材不足を考えると、結構出世していてもおかしくないんですよね。
案外、本星の防空部隊司令官やバーガーのような機動部隊司令官に就任しているのかもしれませんね。
メルダを見て優しい表情を浮かべる玲とは対照的に、古代の表情は厳しいまま。
それを見た玲は驚いていますが、恐らく、事前にもたらされた「サーシャ救出」の事実や「ガルマン・ガミラスを取り巻く状況」、「地球のこと」などいろいろなことを考えていて、メルダに気づいていなかったのだと思われます。
3章で割と精神的復活を果たした古代ですが、このような余裕のなさを見ると、まだ完全な復活には至っていないようです。
4章の本予告でサーシャとすれ違っているシーンがありましたが、恐らく古代の余裕のなさにその原因がありそうですね。
聖都ルダはイスカンダル絡み?
ガルマン・ガミラスの海に着水し、聖都ルダに入港するヤマト。
このシーンは2199でのイスカンダル到着を連想させますね。
事実、のちにタランの口から語られますが、この聖都ルダの建物はイスカンダル絡みの遺跡であるようです。
2205でガミラス人はこのガルマン星から連れてきたという事実を踏まえると、この星にイスカンダルの痕跡が残っていること自体はそこまでおかしなことではありませんが、しっかりとした都市まで作られていたところを見ると、
①最盛期のイスカンダルは天の川銀河も勢力圏であった
②もともと天の川銀河から大小マゼラン銀河に勢力を伸ばし、現地で独立したのが「イスカンダル」。
といったいくつかの可能性が考えられて興味深いです
ただいずれにせよ、天の川銀河にイスカンダルの勢力があったという事実は3199のストーリーにとってもわりと重要な設定である気がします。
以前も少し書いたことがありますが、天の川銀河中心部を勢力圏にしているとされるウラリア(デザリアム)がやたらイスカンダルを敵視していたことを考えると、やはりその昔、ウラリアはイスカンダルからそう痛い目を合わされたのかもしれませんね。
そしてついに章タイトルにもなった水色姫登場!
はかなげな表情を浮かべてヤマトを見るその心中にはどのような気持ちや考えが渦巻いているのか?
なんとなくですが、この表情のサーシャが素である気がしますね。