皆さま今晩は!
本日、ついに「ヤマトよ永遠に REBEL3199」第3巻BD&DVD発売!!
正直、この発売に合わせて公式の方で第4章の新情報を投下してくるのではないかと密かに期待していたのですが、その動きは確認できずちと残念・・・
第4章のメインビジュアル等の発表はおそらく8月に入ってからだと思いますが、7月にも何らかの燃料投下が欲しいところですね。
さて、前回アップした「【第3章考察】マザーは複数存在する?」の記事について、X(旧Twitter)でターベ/箕理 田米李(みり たべり)様(@taabe981)から下記のような感想とご指摘をいただきました(ターベ/箕理 田米李様、ありがとうございます!)
そこで今回は、前回の記事の補足として、「なぜ指導者AIが(最低でも)二種もいるのか?」という点について個人的な仮説を述べたいと思います。
ちなみに、この点については、私自身、2つ可能性があると考えております。
そこで今回はまず一つ目をご紹介し、次回の記事でもう一つをご紹介したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
また、今回の記事は前回の「【第3章考察】マザーは複数存在する?」での仮説を前提とした内容となっています。
まだそちらを読まれていない方は、まず先に読まれ頂きますようお願いいたします。
マザーは支部長?
「なぜ指導者AIが(最低でも)二種もいるのか?」という疑問に対して、まず考えられる可能性の1つは、「マザー・デザリアム」のようなマザーは各銀河へと派遣される支部長的な存在なのではないかという事です
そもそも大前提として、私はデザリアム(ウラリア)は、通常の星間国家ではなく、オリジナルシリーズの1つである「ヤマトⅢ」に登場したシャルバート教団のような宗教組織ではないかと睨んでいます。
そして、その宗教組織はマザー・ウラリア(仮)を指導者として仰ぐ「ウラリア」を頂点にし、各マザーを支部長とした下部組織(それらの下部組織は、マザーの名前が組織名となっている)を各銀河へ派遣して勢力拡大を図っていたのではないでしょうか。
また、これらの組織は「ウラリア」の支配下にはあるものの、それぞれは個別に戦力を有する1つの独立した組織でもあるため、各支部ごとに特徴があり、構成員の気質にも違いが出てきているのではないかと思われます。
2205で登場したメルダ―ズたちと、3199で登場したアルフォン達が同じデザリアムでありながら気質や考え方が違うのは、メルダ―ズたちが本来の「デザリアム」の構成員であるのに対し、3199のアルフォン達は、2205でメルダ―ズたちが戦死したことによる穴埋めとして、総本部である「ウラリア」から派遣された増援メンバーであると考えると納得できるものがあります。
2205から始まるウラリアの動き
この仮説を前提とするならば、2205から始まる物語をウラリア視点で見た場合次のようになるのではないかと思われます。
まず、「イスカンダル」の超技術を欲した「ウラリア」が下部組織であるマザー・デザリアムが支部長を務める「デザリアム」に対してイスカンダルの奪取を命じる。
命令を受けたマザー・デザリアムは、「デザリアム」の実働部隊であるメルダ―ズたちを大マゼラン銀河へと派遣、ガミラスを消滅させ、イスカンダルの移送を行うも、ガミラス残存艦隊や応援にきたヤマト艦隊の前に敗北し、イスカンダル移送作戦は失敗する(2205での物語)
イスカンダル移送作戦の失敗の報告を受けた「ウラリア」は、イスカンダルの欠片が地球なることを知って、地球制圧を計画。
先の作戦で失敗したマザー・デザリアムに汚名返上として、地球の制圧およびガルマン・ガミラスとの分断を命じる。
一方で、「ウラリア」の幹部であるサーダやアルフォン、さらには直轄の戦力であるランベルの部隊を「デザリアム」に一時的に派遣し、イスカンダルの欠片の確保を担当させることにした(←今ここ)
恐らくは2205の失敗から、マザー・デザリアムの「デザリアム」には陽動と邪魔者の排除を徹底させることで、「イスカンダルの欠片」の入手という本命の邪魔が入らないようにしようとしたのでしょう。
言ってしまえば、地球制圧やガミラスとの分断は本命を隠すための陽動にすぎず、成功すればよし、仮に失敗しても「イスカンダルの欠片」を入手しうるための時間は稼げるという計算なのかもしれません。
9話および10話で「マザー」の分断計画に、アルフォン達とマザーで温度差があったのは、「ウラリア」の命令に従って地球制圧と孤立化計画を真面目に遂行しようとしているマザ-・デザリアムに対し、「ウラリア」から派遣されたアルフォン達は裏事情も知っているため、マザ-・デザリアムの計画がより茶番に見えたというのも大きいのかもしれませんね
コメント
宗教的連合であるならばマザー・ウラリア(仮)が教皇、マザー・ウラリア(仮)以外のマザーは司教といったところでしょうか。
案外分権的な組織なのかもしれませんね。