皆さま今晩は!
X(旧Twitter)において交流のある老頭児商会(@getachan1)様が出版されているヤマト関連の同人誌が在庫処理として、現在、「とらのあな」の通販サイトで滅茶苦茶安く販売されているようです。
私も以前からこの方の同人誌は購入していたのですが、結構面白い本が多いのでこの機会にご紹介したいと思います!
なお、今回の記事作成にあたり、記事に取り上げる事を快くご許可して頂いた老頭児商会様には、この場を借りて厚くお礼申し上げます!
カエラヌフネ完全版
おすすめ度:★★★★★
現在、購入可能な作品の中で私がイチオシなのが、この「カエラヌフネ完全版」です。
内容としては、文明が崩壊した終末世界を旅する2人の少女を描いた名作「少女終末旅行」とのクロスオーバー漫画であり、本編最終回において別の世界に飛んだことが示唆されていた主人公2人が、ヤマト世界の地球に来てしまったという設定で物語が始まります。
面白いのが、「カエラヌフネ」という本のタイトルが示す通り、2人が辿り着いた地球は、「ついにヤマトがイスカンダルへの旅から帰ってこなかった世界線」の地球という点。
当然ながらすでに地球は滅亡しており、残されているのは廃墟となった無人の地下都市。
「少女終末旅行」の本編さながらに、崩壊した文明の名残を見物しながら地下都市を見て回っていた二人が出会った存在とは・・・・
もしかしたら本当にありえたかもしれない地球滅亡後の物語。
「少女終末旅行」と「宇宙戦艦ヤマト2199」という全く異なる二つの物語を、共に原作の雰囲気を壊すことなくうまく融合させたストーリーは素晴らしいの一言です。
また、チラリと語られるヤマトの試作艦の存在など、あれこれ妄想を掻き立てられる設定が出てくるのも良いですね。
「少女終末旅行」を知っているとより楽しめるのは間違いありませんが、知らなくても問題なく楽しめるので興味のある方はぜひこの機会に購入されてみては如何でしょう?
妄想メカニック設定資料シリーズ
おすすめ度:★★★★
老頭児商会様が妄想されたヤマトメカの設定資料集です。
シリーズ化されているのですが、現在購入可能なのは「アンドロメダ級バリエーション」「無人艦隊ハンドブック」「SIMULATION3199」の3冊のようです。
真面目なメカからネタに走ったものまで、さまざまな妄想メカが見れるのが魅力です。
メカ解説も結構ガッツリ書かれていますので、二次創作時の参考にしてみるのも良いかもしれませんね。
ちなみに個人的にお気に入りなのは「SIMULATION3199」。
デザリアムが1000年後の地球であるという設定を前提に、もしデザリアムが地球艦をデザインしたら・・・という妄想がさく裂しています。
「ヤマト」vs「デザリアム版ヤマト」という二次創作を作成したいときにはお薦めです!
■アンドロメダ級バリエーションハンドブック購入ページへ
■地球防衛軍 無人艦隊ハンドブック購入ページへ
■SIMULATION3199購入ページへ
さらば宇宙戦艦ヤマトを4Kリマスターで初めて劇場で観たらなんか今までと色々見方とか評価とか変わった件について
おすすめ度:★★
昨年1月、ヤマトTV放送50周年を記念してイベント上映された「さらば宇宙戦艦ヤマト4Kリマスター」のエッセイ漫画です。
作品レビューや評論を読むのが好きな方にはお薦めです。
また「零号フィルム」についてチラリと触れられているのが個人的には嬉しいです。
やはり噂の「零号フィルム」は、ひおあきら版の漫画と混同されただけの存在なのか・・・?
ある意味、ヤマト史上最大のミステリーと言えるこの「零号フィルム」について、いつの日にか真相がハッキリしてくれると良いのですが・・・
■特価 さらば宇宙戦艦ヤマトを4Kリマスターで初めて劇場で観たらなんか今までと色々見方とか評価とか変わった件について購入ページへ
本によっては「在庫がわずか」になっているものもあるようなので、購入したい本がある場合はお早めに購入されることをお勧めします。
ちなみに、ゆうきまさみ先生の「究極超人R」をパロッた「究極超人サ~シャ」という本も購入可能なようですが、この作品については私は未読なため今回はノーコメントです。
でも、ヤマトと「究極超人R」を組み合わせる発想はすごいですね(笑)