皆さま今晩は!
今回は第4章において、ラム大公率いるバース星艦隊が、ガルマン・ガミラス帝国本星を攻撃するという高難易度ミッションに対して、どのような作戦を用い、そして古代と出会うという結果を迎える事になるかを予想してみたいと思います。
なお、これまでアップした記事に対して多くのコメントをいただいておりますが、現在、記事の作成を優先しており、返信は今週の土曜日にまとめてさせていただきます(これは絶対です)
返信が遅れてしまっていることを心からお詫びいたします。
本星奇襲作戦はレイテ海戦?
特報2において、あのデスラー総統が(総統だけに)相当警戒する発言をしているラム大公ですが、正直、バース星単独の戦力がガルマン・ガミラス帝国全軍に匹敵する戦力とは考えられません。
しかも、今回の特報を見る限り、このバース星艦隊の襲来に対して、デスラー総統はバーガー艦隊やディッツ艦隊など、ガミラス帝国時代から歴戦を重ねてきたまさに切り札的精鋭艦隊を投入するようですので、正面からこの防衛網を突破することは間違いなく不可能だと思われます。
一方、「猛将」と評されているラム大公も、流石にこの防衛網を前にして正面から強行突破という単純な作戦は取らず、何らかの奇策をもってこの防衛網の突破を考えている可能性が高いです。
ズバリ、私が予想しますに今回ラム大公が行うのは、第二次世界大戦末期に日本海軍とアメリカ艦隊の間で行われた「レイテ海戦」で、日本海軍が使った囮作戦ではないでしょうか?
先のマリアナ沖海戦において機動艦隊戦力が事実上消滅した日本連合艦隊は、圧倒的な戦力を誇るアメリカ機動艦隊に対して、空母「瑞鶴」をはじめとする残存の機動部隊による囮部隊でその戦力を誘引し、その間に戦艦大和をはじめとする戦艦部隊を主戦場であるというレイテ島に突入させるという作戦を立てて実行しました。
恐らくですが、今回のラム大公も、バース星艦隊のほぼ全部隊を囮として、ガルマン・ガミラスの防衛艦隊と交戦させて、これを拘束し、自身は旗艦であるラジェンドラと共に防衛戦力が空になった本星近郊にワープし、艦首に搭載されているボラー砲(アブロ・ランティル[偉大なる勝利の砲])でデスラー総統府を狙い撃つという作戦ではないでしょうか?
実際、特報においてもデスラー総統府(らしき建物)に照準が合わせられているシーンや、「数多くの同胞が犠牲にして得たチャンスだ、外すなよ、ラジェンドラ!」といったセリフがあることから、今回行われる作戦が上記の作戦である可能性は非常に高いと睨んでいます。
ラム大公にとって不運だったのは、ガルマン・ガミラス本星にヤマトが到着していた事でしょう。
当然ながら、ヤマトはガルマン・ガミラスとボラーの戦いには部外者ですし、また到着した直後という事もあって本星近郊に停泊しているものと思われます。
そのため、ラジェンドラの攻撃は、このヤマトの妨害によって失敗する流れになるのではないでしょうか。
ボラーの本命は惑星破壊ミサイル
ただ、ラム大公のバース艦隊にガルマン・ガミラス本星の攻撃を命じたボラー連邦にとってみれば、このラジェンドラの攻撃は成功しようと失敗しようとどちらでも良かったと思われます。
というのも、彼らにとって重要なのは、ラジェンドラ号が、ガルマン・ガミラス近郊にワープすることそのものだと思われます。
今回の特報で巨大なものがワープしているシーンがありますが、これがキービジュアルにも描かれている「惑星破壊ミサイル」であることは間違いありません。
注目したいのは、この「惑星破壊ミサイル」をボラー連邦は本星への直撃コースに上手くワープアウトさせることが出来たのかという事です。
このリメイク世界では、ワープにはワープ先の転送座標が重要であることはこれまでの作品で散々描かれていますが、命中コースにワープアウトできたという事は何らかの形で正確な座標を獲得できたということです。
そしてそれこそがラジェンドラ号のワープだったのではないでしょうか?
恐らくボラー連邦はラジェンドラ号のワープ航跡をトレースしてガルマン・ガミラス本星に「惑星破壊ミサイル」を転送させたのではないでしょうか。
そしてこれだけデカいミサイルですから、直撃コースにさえワープアウトできたのならば、仮に多少の防衛戦力が残っていたとしても、ちょっとやそっとの砲撃などその重装甲でびくともせずそのまま本星を破壊できるというのがボラー連邦の計算だったと思われます。
なお、惑星破壊ミサイルが爆発すればラジェンドラ号も巻き込まれることは必須ですが、それも計画のうちなのでしょう。
ラム大公とバース星そのものがボラー連邦にとって元々目障りな存在なのではないかという事は、これまでの記事でも考察しておりましたが、もしこれが正しいのならば、この機会にボラー連邦は最初から「ガルマン・ガミラス」と「ラム大公」という目障りな存在をまとめて処分する予定だったと考えられます。
ちなみに、もし計画通り「ラム大公」を処分できたら、きっと、ベムラーゼ閣下は「ボラーに殉じた偉大な英雄」として盛大に宣伝することでしょう。
もしかしたら国葬になるかもしれませんね。
ボラー連邦がソ連をモデルにしている以上、こういう変なところは妙に確信が持てます(苦笑)
ラム大公はどのようにして捕虜になるのか
ただ、特報2の冒頭で古代がラム大公と話しているシーンがあることから、この一連の戦いにおいてラム大公が生存することは確定しており、また、このシーンの背景がガルマン・ガミラスの建物の中っぽいので、彼は捕虜として古代と面会する流れになると思われます。
ではどのような流れで彼はガルマン・ガミラスの捕虜になるのか?
結論から言えばガルマン本星向かってくる「惑星破壊ミサイルを」破壊するためにヤマトが波動砲を使用、その結果、惑星破壊ミサイルの爆発と、恐らくはそれによって生じる波動共鳴により、ラジェンドラ号は行動不能(2205前章冒頭でボラー艦隊が行動不能になったのと同じ現象)になるのではないでしょうか?
そのため、ワープでの離脱どころか通常航行すらできず、そのまま戻ってきた防衛艦隊に捕縛されてしまうものと思われます。
あるいは、「惑星破壊ミサイル」がワープしてきた時点で、自分たちがボラー連邦から裏切られたことを悟り、そのまま投降する流れかもしれません。
古代の質問に対して素直に応じているのも、もはやボラー連邦に対する義理は無いと考えているからかもしれませんね
投降ルートの場合は、デスラー総統の支援を受けて、反ベムラーゼ政権の旗印になるという展開も十分にあり得そうです。
実際、残りの尺を考えると、ベムラーゼ個人を倒すことは可能でも、ボラー連邦そのものをどうこうするのは少々無理があります。
それならば、ボラー連邦にラムを首班とする友好的な政権が確立して、和平が結ばれるというのが妥当な落としどころではないでしょうか。
もしそうであるならば、ラムはオリジナル版である「ヤマトⅢ」から最も出世したキャラの一人になりそうですね。
コメント
リメイクのボラーは惑星破壊ミサイルも持っているのか?
ラム大公(バース星艦隊)が総攻撃を仕掛けて来ると情報得たガルマン(デスラー)はこれを迎え撃つと同時にバース星へ惑星破壊ミサイルを発射させていた。だが、それを知ったヤマト(古代)はヤマトを反転、緊急ワープでバース星へ。
ヤマトは波動砲を発射。ワープアウトした惑星破壊ミサイルを撃破。ヤマトはガルマン星へ。ほぼ壊滅的なラム大公艦隊はバース星が救われたのならばと、降伏を受け入れ、古代の尋問に協力した。と思っていたけど。ボラー連邦が惑星破壊ミサイルを保有してるとは思ってもいなかったです。
しかし、ヤマトの世界は基本的に波動エネルギーを利用しているのか❕?
惑星破壊ミサイルにも波動コアが映っているので、デザリアム(暗黒星団帝国)以外は。
こんばんは。しょうでございます。
この予想だとラジェンドラは単艦でガルマン星に突入することになりますね。
おそらくバース星艦隊はかなりの損害を出すでしょうが…
「味方を犠牲にした作戦」を名目としラム大公が旗手となってボラー連邦に対する反乱を起こす、というのであればガルマン・ガミラス側の負担も減らせる。
ボラー編がっつりやるには尺が足りなさそうですからその辺りが落としどころか。
ボラー連邦も惑星破壊弾頭のミサイルを持っていたんですね。ヤマトIIIはほぼ見ていないので、惑星破壊ミサイルと言えばガルマンと思っていました。
Wikipediaで調べました(笑)
これで納得ですが・・・実は第一章から第三章まで未見です(^◇^;)